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トピックス

最近の下関北高校の出来事

学校ホームページが新しくなりました

令和5年10月23日(月)

本校のホームページが新しくなりました。これに伴い、旧ホームページでの更新はおこないませんので、ご注意ください。

< こちらからご確認ください

情報モラル研修会を実施

令和5年9月20日(水)

 9月5日(火)、昨年度に引き続き、KDDI株式会社から、スマホ・ケータイ安全教室認定講師の瀬町俊彦様をお招きし、情報モラル研修会を実施しました。
 スマートフォンやインターネットは大変便利なものですが、誤った使い方によるトラブルが、自分だけでなく家族や友人をも巻き込む一生消えない傷になる可能性があるということを、3つのアニメを通して御指導いただきました。
 1つ目は、SNSにインパクトのある写真や動画を投稿したいという欲求がエスカレートし、公共交通機関に損害を与え、多額の賠償請求を受けた事例。2つ目は、ゲームやSNSに夢中になる余り、ルールやマナーを無視した行動に走り、周囲の人も不快にさせてしまった事例。そして3つ目は、SNSに投稿した写真等の情報を基に個人が特定され、脅迫されてしまった事例で、これらの事例に、生徒は、自分たちも同じトラブルに陥る危険性があることを認識した様子でした。
 ネット依存に陥ると、正常な判断ができず、勉強もおろそかになって成績は低下し、昼夜逆転といった生活障害も起こしてしまいます。そうならないために、「自分の行動を変え、スマホ・ケータイを正しい知識でかしこく使いこなそう」と話されました。

体育祭で青春奪還!

令和5年9月12日(火)

 9月2日(土)、「青春奪還〜コロナなんで消しゴムマジックで消してやるのさ〜」のスローガンのもと、令和5年度体育祭を開催しました。
 昨年度は、雨の中プログラムを短縮して行いましたが、今年度は天候にも恵まれ、来賓、保護者、地域の方々に多数御来校いただき、予定のプログラムを全て実施することができました。夏季休業後、暑い中、短期間で準備し、体育祭実行委員長の石田竜斗くんをはじめ、各係の生徒の皆さんや、赤隊、白隊の各隊長、応援団長のリーダーシップのおかげで、素晴らしい体育祭となりました。今年度は、白隊が勝利しましたが、生徒全員一生懸命演技し、仲間を応援し、それぞれに「青春奪還」を果たすことができたことと思います。本当にお疲れさまでした。体育祭をとおして得たものを、これからの学校生活のあらゆる場面で活かしていってくれることを期待しています。

募金活動に参加しました

令和5年9月8日(金)

 8月26日(土)、本校JRC部の生徒が、「24時間テレビ」(日本テレビ放送)のチャリティー募金活動にボランティアとして参加しました。
 生徒たちは、豊北町にある「サンマート滝部店」と「道の駅北浦街道ほうほく」の2ヵ所に分かれ、午前10時から正午までの2時間、下関市社会福祉協議会の方々とともに店頭に立ち、来店された方々に募金をお願いする呼びかけをしました。
 最初は声をかけるのも恥ずかしかったようですが、買い物帰りに募金をしてくださる方々や家で貯めたお金をわざわざ持ってきてくださる方々からの温かい思いに触れ、「お願いしま〜す」や「ありがとうございました」の声も徐々に大きくなっていきました。募金に御協力くださった皆様、本当にありがとうございました。

新生徒会認証式を行いました

令和5年9月7日(木)

 8月25日(金)、藤村奉矢会長をはじめ、11名の新生徒会役員の認証式と新旧生徒会役員の引継式が行われました。
 また、8月29日(火)の放課後、校長室において、校長・教頭と新生徒会役員との顔合わせをしました。校長から、「地域や学校の課題解決に向けて、教職員と生徒が共に取り組んでいく必要がある。学校を盛り立てるために、リーダーシップを発揮してほしい」とエールが送られると、藤村会長は「地域の方々との清掃活動を継続実施するとともに、新たなことにもチャレンジしていきたい」という意気込みを話してくれました。
 チャレンジの第一歩として、まもなく開設する「下関北高校公式インスタグラム」の投稿を、生徒会役員に手伝ってもらうこととしています。生徒会の今後の活躍にご期待ください。

始業式を行いました

令和5年9月6日(水)

 8月25日(金)、第2学期始業式が行われ、生徒の元気な姿が学校に戻ってきました。
 今学期は体育祭をはじめ、ウォークフェスタ、オープンスクール、大学見学等の学校行事も目白押しで、生徒一人ひとりが活躍し、主体性や協調性、団結力や判断力などの多様な資質・能力を身に付けることができる場面が多くあります。3年生にとっては希望進路の実現に向けた大詰めの時を迎えますが、最後まで諦めることなく信念を貫いてほしいと思います。
 また、始業式後、1学期末に行った第1回英単語選手権の各学年の成績優秀者を表彰しました。学業、受験、部活動、行事等、様々なことに目標をもってチャレンジし、充実した2学期になることを期待しています。

市報で紹介されます

令和5年9月5日(火)

 下関市が発行する『市報しものせき』の中の「次世代HERO(ヒーロー)」のページに、相撲部の松岡建晋くんが紹介されることになり、8月23日(水)、下関市広報戦略課の担当の方から取材を受けました。
 緊張した面持ちの松岡くんに、「思いっきり笑顔で!」とカメラを向けられる場面もありましたが、どんな内容の記事になるのか楽しみです。『市報しものせき10月号』に掲載予定ですので、皆さん、是非ご覧ください。

学校説明会を開催

令和5年9月4日(月)

 8月18日(金)、本校において学校説明会を開催し、市内外の中学校13校から66名の中学生が参加してくれました。
 説明会では、生徒会役員有志による分かりやすい学校概要説明に続いて、山口県立大学看護栄養学部に進学した本校卒業生(R5.3卒)に、在校時どのように受験を乗り切ったのかについてインタビューしました。苦手な英語をほぼ毎日一対一で指導してもらったこと、志望理由書の添削や面接練習を繰り返し丁寧にしてもらったことなど、生徒一人ひとりを大切にする小規模校ならではの良さが伝わったのではないかと思います。
 次に、予め希望をとった国語、社会、理科、商業の4教科に分かれて、高校の難しいけれどおもしろい授業を体験してもらいました。その後の部活動見学にも多くの生徒が参加してくれました。
 参加してくださった中学生の皆さん、保護者の皆様、ありがとうございました。来春、またお会いできることを楽しみにしています。

相撲部インターハイ出場

令和5年9月1日(金)

 8月4日(金)〜6日(日)、相撲部の松岡建晋くん(2年)が、北海道北斗市で開催された令和5年度全国高等学校総合体育大会相撲競技大会の個人戦と個人体重別戦100kg級に出場しました。
 結果は、個人戦が1勝2敗で予選敗退、体重別トーナメントは、1勝した後、2試合目に優勝を収めた岩手県の選手と対戦し惜しくも敗退となりましたが、これまでの鍛錬の成果を発揮した大変よい取組内容だったようです。「今回は予選落ちとなってしまいましたが、次の大会に向けて頑張っていきたいです」と、次への意気込みを表している松岡くんの今後ますますの活躍を期待したいと思います。
 このたびは、下関北高生だけでなく、豊北総合支所に出場を祝した懸垂幕を掛けさせていただくなど、地域の皆様からもエールをいただきました。応援ありがとうございました。

滝部夏の市を彩りました

令和5年8月31日(木)

 「滝部夏の市」が開催された前日の7月28日(金)、本校の総合文化部、JRC部の部員とジュニアリーダーの生徒たちが、太陽館で団扇絵を装飾する手伝いをしました。豊北小学校、豊北中学校の児童・生徒が描いた団扇絵と併せて、本校生徒及び教職員が描いた団扇絵が、久しぶりに開かれた夏祭りに彩りを添えました。
 

学習ボランティアに参加

令和5年8月29日(火)

 7月24日(月)、下関市社会福祉協議会豊北支所において開催された「夏休み宿題やっつけ大会」に、本校生徒が小学生の学習ボランティアとして参加しました。この学習会は、豊北地区社会福祉協議会連合会が赤い羽根共同募金学習支援事業の一環として開催されたもので、本校からは学校設定科目「地域探究」の保育・福祉グループの有志生徒と豊北ジュニアリーダーズクラブの生徒が参加しました。
 まず、午前の2時間、夏休みの宿題に取り組む小学生のサポートをした後、ジュニアリーダーによるゲームを一緒に楽しみ、最後に昼食のカレーを一緒にいただきました。参加した児童からは「とても楽しかった」「また参加したい」との声があったようです。
 また、8月3日(木)、4日(金)の2日間、長門市の油谷中央公民館主催によるサマースクールには生徒1名が参加し、大津緑洋高等学校の生徒とともに、長門市立菱海中学校の生徒の学習支援を行いました。
 どちらの学習会においても、参加した生徒たちは、小・中学生に教える喜びとともに、分かりやすく教える難しさを実感したようでした。

同窓会総会を開催

令和5年8月22日(火)

 8月6日(日)、ホテル西長門リゾートにおいて、令和5年度下関北高等学校同窓会総会(旧豊北高等学校同窓会)が開催されました。
 このたび、同窓会の名称が下関北高等学校同窓会に統一され、また、4年ぶりの開催ということで運営に係る引継ぎ等に御苦労されたことと思いますが、田中同窓会長をはじめ、役員や幹事の方々の御尽力により、約100名の同窓生で会場は一杯になりました。
 総会後の懇親会では、和やかな雰囲気の中、久しぶりに会った同級生等と旧交を温められるとともに、下関北高校に対してたくさんのエールをいただきました。同窓生の皆様が築いてこられた伝統と熱い思いを下関北高校生に末永く引き継いでいきたいと思います。

LINE講座で地域貢献

令和5年8月10日(木)

 豊浦地区まちづくり協議会(宇賀地区担当 内藤博様)からの御依頼を受け、本校JRC部の生徒が、7月  24日(月)と27日(木)の2日間、「シニア向けLINE講座」の講師を務めました。24日は宇賀の大専寺本堂で、27日は同じく宇賀の善念寺本堂で開催され、それぞれ十数名の地域の方が参加されました。
 日頃はSNSを使いこなしている高校生ですが、教えるとなるとマニュアルどおりにいかず、初日は戸惑う場面も見られました。それでも、参加された方々が温かく見守ってくださるとともに、気さくに声をかけてくださったおかげで、徐々に距離を近くして丁寧に説明することができるようになり、笑顔あふれる講座となりました。
 参加者からは、「既に家族や友人とLINEでやりとりしていて、ちょっとした使い方がわからなくて困っていたが、今日、高校生に教えてもらって助かった」と感謝のお言葉をいただきました。JRC部の生徒も「教えることは難しかったけれど、少しでもお役に立てたのならうれしい」と感想を述べていました。今後もこうした地域の方々との交流を通して、思考力や表現力を向上させるとともに、生徒の地域への愛着心が高まることを期待したいと思います。

ACPにボランティアとして参加

令和5年8月9日(水)

 7月22日(土)、豊北小学校にて豊北キッズクラブACP(アクティブチャイルドプログラム)が開催され、本校からJRC部と有志ボランティアの生徒が参加しました。ACPとは、現代の子どもたちの運動離れを改善すべく、遊びながらいろいろな動きを身に付けたり、多様な人と関わりを持ったりするといったプロジェクトで、今年度は計8回実施される予定です。
 回数を重ねるごとに、参加する子どもたち、高校生ともに慣れてきた様子が見られ、前回よりも会話や笑顔が増えてきました。また、子どもたちの元気に負けじと、高校生が全力で活動している姿も見られました。
 今年度は残り5回実施する予定です。また、10月、11月には下関北高校の武道場で行われることとなっています。今後もボランティア活動を通じて、積極的に地域との交流を深めていきたいと思います。

JRC部韓国高校生とオンライン交流

令和5年8月4日(金)

 7月5日(水)の放課後、本校JRC部の生徒が、韓国の慶尚南道にある慶尚大学校師範大学付設高校の1・2年生とオンライン交流を実施しました。これは、昨年度始まった「山口県&慶尚南道教育庁間 日韓オンライン国際交流プログラム」の取組で、県内公立高校4校がこのプログラムに参加しています。本校では、昨年度に引き続き、JRC部が複数回交流することとし、今回が第1回の交流会となりました。
 両校の生徒たちは、スマートフォンやタブレット端末を頼りに、一人ずつ何とか相手の国の言葉で自己紹介をしましたが、韓国の付設高校の2年生の中には流暢に日本語を話す生徒もいて驚かされました。
 最初は皆緊張した面持ちでしたが、互いに質問し合う中で、好きなK‐POPアイドルや曲を紹介してくれたり、たこ焼きなど、韓国でも日本の食べ物を食べることができることを教えてくれたりと、高校生らしい話題で盛り上がり、1時間の交流会はあっという間に終了しました。片言のやり取りでも互いに通じていることがわかり、生徒たちは次回の交流会を楽しみに待っています。

クラスマッチを行いました

令和5年8月3日(木)

 7月18日(火)、1学期クラスマッチをチーム対抗戦で実施しました。
 1・2年生は各3チームに、3年生は6チームに分かれ、各チームとも運動の部(バレーボール)と文化の部(トランプ、UNO)に出場し、勝敗の結果をポイント化して総合順位を決めました。1位は2年Bチーム、2位は1年Cチーム、3位は3年Cチームという結果となりました。
 熱中症が心配されるような蒸し暑い日でしたが、競技時間を短縮するとともに、水分補給をしながら実施し、チームの親睦を深めることができました。バレーボールのエキシビションマッチとして、上位チームと教員チームが対戦しましたが、先生方もチームワークのよさを発揮され、大変盛り上がりました。

「北高会」より御寄付

令和5年8月2日(水)

 7月13日(木)、「北高会」会長で下関市農業委員会 事務局長の小山俊治様が来校され、寄付金を原本悦美校長に手渡されました。
 「北高会」は、下関市役所職員(主に合併前の旧豊北町役場職員)で、豊北高校の卒業生のみなさんでつくっておられる団体で、会費の一部を2008年(平成20年)から継続して本校に寄付していただいています。
 「新型コロナウイルス感染症の分類も変わり、学校生活に以前のような活気が戻ってきている中、学校行事や部活動等が更に活性化するように使ってください。」と、小山会長様からお言葉をいただきました。
 「北高会」の皆様からのお心遣いに深く感謝申し上げ、いただいた御寄付は、学校の様々な教育活動の一層の充実を図るために大切に使わせていただきたいと考えております。本当にありがとうございました。

全国高校野球県大会

令和5年8月1日(火)

 第105回全国高等学校野球選手権記念山口大会は、雨天順延により予定より3日遅れの7月11日(火)から1回戦がスタートし、本校1回戦は、7月12日(水)の第1試合、下関中等教育学校と山口農業高等学校西市分校の連合チームと対戦しました。
 連合チームとは今春までチームメートとして一緒にプレーしていたこともあり、接戦の展開となりましたが、6対4で勝利しました。続く2回戦は、7月15日(土)の第1試合、第1シードの下関国際高等学校と対戦し、1対11の5回コールド負けとはなりましたが、2回に1点を取り、一矢報いることができました。主将で3年の石田竜斗くんは「もっとやれたはず」と悔しい胸の内を語ってくれました。
 9人で力の限り戦い抜いた選手の皆さん、雨天や炎天の中、選手を声の限り応援した応援団、チアリーダーの皆さん、そして、応援を支えてくれた吹奏楽部、JRC部をはじめ、有志で参加してくれた生徒の皆さん、本当にお疲れさまでした。また、保護者や後援会の方々に加えて、2回戦のスタンドから大きな声援をいただいた下関中等教育学校野球部の皆さんにも感謝したいと思います。

壮行式を行いました

令和5年7月28日(金)

 7月4日(火)の7限、各種大会に出場する硬式野球部、陸上競技部、相撲部の選手を応援するために壮行式を行い、各部の代表選手から大会に向けての意気込みを聞いた後、校長、生徒会副会長から激励の言葉を、そして全校生徒から応援のエールを贈りました。
 硬式野球部は、7月9日(日)、第105回全国高等学校野球選手権山口大会の1回戦に臨みます。また、陸上競技部は、8月19日(土)〜20日(日)に鳥取市で開催される、第77回中国陸上競技選手権大会に、女子の4×100mリレーと走幅跳の2種目に出場します。そして相撲部は、8月4日(金)〜6日(日)に北海道北斗市で開催される全国高等学校総合体育大会において、2年の松岡健晋くんが、個人100kg級と無差別級の2種目に出場します。各部選手の健闘を期待したいと思います。

面接ガイダンスを実施

令和5年7月19日(水)

 6月22日(木)の7限、私たち3年生を対象に、2度目の面接ガイダンスがありました。講師は、前回同様、学校法人大原学園の森 正登先生です。
 今回は、実際に面接室への入退室と自分の長所を述べるという実践練習をしました。その中で、私は、姿勢や手の位置、お辞儀の深さなどの動作に関するマナーがとても勉強になりました。緊張した状態で自分の動作を意識することは非常に難しいことなので、この時間は大変有意義なものになりました。
 また、長所を述べる際の文章の構成についても学びました。一番伝えたいことを初めに述べ、その理由や体験などを絡めて伝えることが大切だと教わりました。
 これから3年生の多くは、進学や就職の際、面接を経験することになります。希望進路の実現に向けて、今回の面接ガイダンスの内容を活かしていきたいと思います。(文責 3年 M・K)

高齢者の気持ちを疑似体験

令和5年7月10日(月)

 地域探究の「保育・福祉」グループでは、6月22日(木)の授業で、生徒10名が高齢者疑似体験を行いました。
 まず、下関市社会福祉協議会豊北支所の板垣様と中野様から、疑似体験教材の装着の仕方を御指導いただきました。ひざやひじの屈曲が困難になるサポーター、手首・足首用の重りバンドと重り付きのベストを身に付け、徐々に体が動かしにくくなっていきます。その後、前かがみ姿勢体験ベルトを装着すると、腰が曲がり、前進するのもゆっくりとしかできなくなりました。さらに、視野狭窄等を体験できる視覚障害ゴーグルや聴覚の変化を体験できるイヤーマフを付け、実際に校舎内を移動してみたところ、杖を持ち、介助があったとしても、階段等の上り下りは怖さを感じたようです。
 体の不自由さを感じるのは必ずしも高齢者とは限りませんが、超高齢社会と呼ばれる現在、今回の疑似体験を通して、高齢者の気持ちを知るだけでなく、高齢者をいたわり、周囲がどう介助したらよいのかを考えていかなければならないことを学ぶことができました。

SCによる教育相談講演会

令和5年7月6日(木)

 6月15日(木)7限、本校スクールカウンセラーの 天辰 佳代子 先生を講師に、「ストレス対処法〜動けるこころを持ってみよう〜」と題して教育相談講演会を実施しました。本講演会は、生徒の心理的、社会的健康を増進することを目的とする県教委の思春期グローイングハートプロジェクト事業の一環として、全校生徒を対象に行いました。
 まず、「無理をせず、考え込まないようにするのも大事な心の動きだ」ということを伝えられた後、生徒たちは、1週間の生活を振り返って印象に残っている出来事を書き出しました。そして、その出来事が自分にとってどんな感じ(気持ち)だったのかを、「イヤだ・つらい・苦しい」を「0」、「普通」を「50」、「楽しかった・面白かった・うれしかった」を「100」として、0から100までの得点を付けました。1週間を振り返り、気持ちを書き出し、数値化すること、こうした行為自体もストレス対処法の一つになるそうですが、「いやなことやつらいことがあっても、楽しいこともある日常生活を送っている」というふうに、一つの考えにとらわれず、自分の中に別の視点をもつようにしてほしいということと、本当に苦しいとき、つらいときは助けを求めることも大切であるということを話されました。
 生徒が自ら心を動かしてストレスを対処できるようになることを期待するとともに、学校も、生徒が苦しいときに相談できる信頼できる大人がいる場所であり続けたいと思います。

車いす体験を実施しました

令和5年6月29日(木)

 6月12日(月)2、3限、2年生の選択科目である「生活と福祉」の授業において車いす体験実習を行いました。
 まず、教室内で使用方法を学習した後、校舎の外に出て段差がある場所を移動したり、スロープを後ろ向きに下ったりしましたが、頭の中で理解したつもりでいても、慣れない車いすの操作に戸惑う場面も見られました。また、車いすに座った生徒の方も、互いの顔が見えない状態で動かしてもらう怖さを実感したようです。
 生徒たちにとって、今回の車いす体験は、障害のある人や介助される人の立場に立って考え、行動することの大切さを知るとともに、バリアフリー社会の実現に向けて大切なことは何かを考えるよい機会となりました。

職業理解ガイダンス

令和5年6月27日(火)

 6月13日(火)の6・7限目に、1・2年生を対象とした職業理解ガイダンスを実施しました。
 県内外の12の大学、短大、専門学校から13人の講師の先生をお招きし、@IT・情報処理、ACG・ゲーム、B医療事務・診療情報管理士、Cホテル・ブライダル D公務員、E美容・理容、Fファッション、G保育・幼児教育、H介護福祉・社会福祉、Iスポーツ、J看護、K理学療法士・作業療法士の12の講座が実施されました。
 生徒は興味のある講座を6限目と7限目にそれぞれ一つずつ選び、二つの講座を受講しました。各講座では、講師の方からパンフレットやプレゼンテーションソフト、動画等を使って、職業のやりがいや魅力、身に付けなければならない資格、その為にはどのような勉強をしなければならないかなどについて詳しく説明を受け、生徒は熱心にメモをとっていました。講師の先生方からも、「熱心に聞いてくれた。」「質問にしっかり答えてくれたり、意見を言ってくれたりして、話やすかった。」「リーダーの生徒がよく動いてくれた。」等、ガイダンスに取り組む姿勢を褒めていただきました。生徒にとって、将来の職業を考える良い機会になりました。

教育実習

令和5年6月25日(日)

 5月29日(月)から6月9日(金)の2週間、九州女子短期大学専攻科の宮城真帆さんが本校で教育実習を行いました。
 宮城さんは豊北高校最後の卒業生の一人で、養護教諭を目指して頑張っています。教育実習期間中、1年生の朝のHR、健康観察や保健だよりの作成、授業見学、部活動への参加などを色々なことにチャレンジしていました。特に、6月4日(日)の文化祭については生徒と一緒になって準備をすすめ、コミュニケーションを図っていました。6月9日(金)には、3年生体育の時間に保健指導を行い、熱中症の危険性やその対策などについて指導を行いました。最後は1年生のHRで、お別れの会を行い2週間の教育実習を終わりました。
 保健指導のときに、生徒にかけてもらった言葉が大変嬉しくて、大切な思い出になったとのことです。来年の今頃には養護教諭としてどこかの学校で勤務しておられることを心から願っています。

文化祭を一般公開で行いました

令和5年6月23日(金)

 6月4日(日)、「彩れ〜青春の1ページ〜」をテーマに、下関北高校の文化祭を開催しました。
 5月初旬に新型コロナウイルス感染症が5類に移行されたことを受け、今年度の文化祭は4年ぶりに一般公開とすることができました。保護者をはじめ、学校運営協議会委員や卒業生、地域の方々等、約200人の来場者をお迎えし、3年生や家庭クラブによる食品バザーも当日券が足らなくなるほどの盛況ぶりでした。
 ステージ企画では、吹奏楽部の演奏や授業で学習した手話ソングの披露をはじめ、地域交流でお世話になっている豊北きらきらこども園の園児とのダンスなど、日頃の活動の成果が発表されました。また、生徒会が企画した部活動対抗カラオケやクラス対抗クイズ大会、相撲部によるアームレスリング、生徒有志によるダンスやバンド演奏等が会場を大変盛り上げてくれました。
 展示部門では、フォトスポット、迷路といった学年企画に加え、総合文化部生徒の作品展示、JRC部によるスタンプラリー等、多くの方々に御参加いただきました。
 文化祭実行委員長の森本美咲さん(3年)がオープニングで言った「来場者の方に気持ちよく過ごしていただけるよう、一人ひとりが心がけていきましょう」の言葉どおり、感謝とおもてなしの気持ちを込めた最高の文化祭になったのではないかと思います。

地域探究活動が始まりました

令和5年6月21日(水)

 2・3年生で選択履修する本校独自の学校設定教科「地域探究」の活動が徐々に本格化してきました。
 4月13日から4回に分けてオリエンテーションが行われ、現3年生による昨年度の各コースの活動紹介に始まり、SDGsや課題発見・課題解決の視点や学習の進め方について担当教員から説明がありました。
 5月半ばからは、「環境・自然」、「観光・産業」、「歴史・文芸」、「安全・防災」、「保育・福祉」の5つのコースに分かれ、昨年度に引き続き、北高夢ロード実行委員会の方々や地域関係機関の方々からの指導助言をいただきながら、具体的な活動計画を立て進めているところです。
 6月1日(木)、「環境・自然コース」では、遇斯光庵で見頃となっているハナショウブの観察を行いました。また、「歴史・文芸コース」は、土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアムの松下館長さんによる御指導の下、「エンサイクロペディア豊北・プロジェクト」として豊北町の全てがわかるガイドブックの発行に向けてフィールドワークの準備を始めています。このように様々な形で地域から御支援・御協力をいただいていることに感謝しつつ、地域貢献につながる課題解決をめざして活動が進んでいくことを期待しています。

県総体が開催されました

令和5年6月13日(火)

 5月27日(土)から29日(月)にかけて、山口県高等学校総合体育大会が行われました。本校から出場した各競技の選手も熱戦を繰り広げ、陸上競技部は、走幅跳の河口真紀さんと女子4×100mリレー(藤野美月さん、河口真紀さん、河口紗紀さん、仲井楓夏さん)が中国大会に、相撲部は松岡建晋くんが全国大会出場の切符を握りました。
 3年生にとっては集大成の大会でしたが、これまでの経験を今後様々な活動や進路実現に活かしてくれることを期待しています。お疲れさまでした。

県総体・県総文壮行式

令和5年6月9日(金)

 5月25日(木)、県高等学校総合体育大会に出場するサッカー部・バレーボール部・テニス部・ソフトテニス部・陸上競技部・相撲部と県高等学校総合文化祭に参加する吹奏楽部の壮行式が行われました。
 初めに各部の部長から各大会の概要と抱負が述べられ、教頭先生、生徒会長の小泉君から激励の言葉が贈られました。その後、応援団の指揮で校歌を熱唱し、選手を激励しました。
 3年生にとっては集大成の大会となります、各部とも全力を出し切って、悔いのない大会にしてほしいと思います。

北高夢ロード企画展に参加

令和5年6月8日(木)

 「北高夢ロード実行委員会」(波多野会長)による第18回展「<アート本棚>二十の扉」が、5月23日(火)〜6月18日(日)の約1ケ月間、ギャラリー夢ロードで開催されており、今年度も美術関係書を中心に6,000冊が展示紹介されています。期間中の毎週金曜日は「音楽とお話の夕べ」という企画において、1回目となる5月26日(金)に本校吹奏楽部の有志3名が出演しました。
 楽器はクラリネット、アルトサックス、トロンボーンの3種類だけでしたが、「上を向いて歩こう」や「赤いスイートピー」などの懐かしい曲を含む4曲を演奏し、地域の方々や本校の生徒等、およそ30人の耳を癒してくれました。演奏後は地域の方からの質問や感想をいただき、出演した3名にとっても有意義なひとときとなりました。
 また、同日午後7時45分から、同じく「北高夢ロード実行委員会」による粟野川流域ホタル観察会が開催され、地域住民と教職員が参加しました。午後8時になると、本校校門前の神出川にホタルの明かりが見え始め、実行委員会粟野川プロジェクト班の藤岡さんから、ホタルの生態等の説明を聞きながら神出川上流まで散策し、ホタルの見事な乱舞を楽しむことができました。

ACPに参加しました

令和5年6月3日(土)

 5月20日(土)、豊北小学校にて豊北キッズクラブACP(アクティブチャイルドプログラム)が開催され、本校からJRC部と有志ボランティアの生徒が参加しました。ACPとは、現代の子どもたちの運動離れを改善すべく、遊びながらいろいろな動きを身に付けたり、多様な人と関わりを持ったりするといったプロジェクトです。
 元気いっぱいの子どもたちとの関わりに初めは緊張していた生徒たちですが、様々な遊びの中で、徐々に打ち解けていく様子が見られました。子どもたちにとってお兄さん・お姉さん的存在の生徒たちがとても頼もしかったです。
 このACPは年間を通して行われます。今後もボランティア活動を通じて、積極的に地域との交流を深めていきたいと思います。

PTA総会・情報モラル講演会

令和5年5月30日(火)

 新型コロナウイルス感染症が5類に移行された週末の5月14日、約40人の保護者の方々の御出席のもと、令和5年度PTA総会が開催されました。渡邊PTA会長さんをはじめとする新役員も承認され、今年度は学校行事等において学校とPTAの方々との連携・協働が一層図れることを期待しています。
 また、PTA総会後に、昨年度に引き続き、東亜大学医療学部教授の保田裕彦先生を講師に招聘し、「ネット犯罪と対処法についてー迷惑動画で大騒動、なぜ?−」と題して情報モラル講演会を実施しました。迷惑動画が投稿され始めた十数年前から今日までの様々な事案を示され、「まさか」「そんなつもりじゃなかった」といった軽はずみな行動が人生を変えてしまう大事になってしまうということを再認識することができました。また、当事者が未成年の場合、保護者の責任が問われるということも話され、学校と家庭とが協力し、様々な機会を捉えて生徒と情報モラルについて考えていく必要性を感じました。

進路講話・面接ガイダンスを実施

令和5年5月10日(水)

 4月18日、学校法人大原学園の森 正登様を講師にお招きし、1・2年生対象に進路講話を、また、3年生対象に進学や就職に向けた面接ガイダンスを実施しました。
 1・2年生には、それぞれ、入学後の今、進級後の今、「進路について考えるべきこと」と題して、挨拶をするときに相手の反応を推し測ることの大切さやコミュニケーションに関わる「聞く力」「空気を読む力」「伝える力」の3つの力についてお話されました。また、多くの高校生が1年時に将来の進路決定をしているということをうかがい、自分の将来の進路について改めて意識するよい機会となりました。
 3年生の面接ガイダンスでは、大切なこととして、受験者の意欲、コミュニケーション能力、ビジネスマナーを挙げられ、合格する人を見るとこうした資質が備わっており、熱意や自信が感じられ、がんばる姿がイメージできるそうです。
 本日の講義の中で体験したお辞儀やあいさつ、椅子の腰かけ方等についても、日々の学校生活の中で意識し、本番で自然と美しい所作ができるように身に付けていきましょう。

情報モラル教室を実施しました

令和5年5月10日(水)

 4月13日、小串警察署生活安全課から講師をお招きし、「新入生情報モラル教室」を実施しました。講師の中野様からは、SNS上のトラブルや事件について実例を挙げてわかりやすく説明していただきました。また、同行された同警察署の渡邊様は、防犯に加えて豊北高校の卒業生としての思いを熱くお話しくださり、大変有意義な時間となりました。
 生徒の多くは、中学生の時からスマートフォンやタブレット等の端末に触れてきていますが、情報を上手く活用するためにインターネット等を安全に利用しなければならないということを再認識することができました。5月のPTA総会当日は、保護者の方を対象とした情報モラル教育講演会を開催する予定です。

第1回生徒総会を開催しました

令和5年5月9日(火)

 4月12日、今年度第1回生徒総会が開催され、生徒会費の決算・予算及び生徒会規約の改正について審議されました。また、執行部から今年度のチャレンジ目標として「服装や行動に目に見える変化を起こそう」が提案され、今後、生徒全員がこの目標を行動指針とすることが決定しました。
 その他、6月に開催される文化祭のテーマ「彩れ〜青春の1ページ〜」も紹介されました。来月には新型コロナウイルス感染症への対応も見直される中、生徒会執行部を中心に、生徒全員で協力し、学校行事をはじめとする一つひとつの活動を盛り上げていってくれることを期待しています。

対面式と部活動紹介を実施

令和5年4月28日(金)

 始業式、入学式を終えた翌日の4月11日(火)、本年度初めて下関北高校の生徒全員がそろい、上級生が1年生を歓迎する対面式が行われました。
 校長挨拶の後、まず、在校生を代表して生徒会長から、優しく歓迎の気持ちが込められた挨拶がありました。また、新入生代表からは、対面式を開いていただいたお礼の言葉と下関北校生として先輩たちと活動できることへの喜びと期待を爽やかに言葉にしました。
 スクールスローガン「One for All ; All for One」のもと、これからの一年間、一体となって学校を盛り上げていきましょう!
 また、この日の午後、運動部、文化部、生徒会執行部の各部から部活動紹介がありました。実演を交えた紹介もあり、上級生からの熱い思いに、今後、部活動見学等を計画した新入生も多かったようです。

入学式を挙行しました

令和5年4月18日(火)

 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。
 4月10日(月)の午後1時から、PTA会長様の御臨席のもと、令和5年度入学式を挙行しました。当日は、下関北高校6期生となる37人の入学を祝福するかのように、さわやかな春の風が吹き渡る、とても穏やかな一日でした。
 入学式では、校長の入学許可宣言に続き、新入生代表が「新型コロナウイルス感染症拡大の影響により私たちは学校行事の中止や時間短縮などを経験し、思い描いていた中学校生活を送ることは困難でした。これからの三年間も平坦な道ではないかもしれませんが、きらびやかな未来に向けて、勉強や部活、そして地域を盛り上げるために精一杯取り組み、新しい仲間と互いに支え合い、切磋琢磨して、夢、目標に向かって精進していきます」と宣誓を行いました。また、校長の式辞では、新入生に期待することとして、「感謝の心をもって高校生活を踏み出すこと」、「自ら選び入学してきた下関北高校で自ら学び成長していこうという決意を新たにすること」、「こんなはずじゃなかったと思うことがあっても、置かれた状況でどうすれば花を咲かせることができるのか考える努力を続けること」が伝えられました。
 この数年間、限られた時間や場所の中で知恵を出し合ってきたように、これからも支えあい、協力して高校生活を有意義で充実したものにしていきましょう。

新学期がスタートしました

令和5年4月3日(月)

 令和5年度がスタートし、下関北高校として6度目の春を迎えました。新年度を迎えるにあたり、今年も、同窓会等から贈られた横断幕が、本校をはじめ滝部駅や豊北総合支所等に掲げられるなど、地域全体で本校新入生の入学にエールを送っていただいていることを大変ありがたく感じています。
 新型コロナウイルス感染症は全県的に新規感染者数は徐々に減少し、学校においても、本年度からマスクの着用を求めないことや黙食は必要ないことなど、対応が変わり、今後、あらゆる教育活動においてコロナ禍以前の活気が戻ってくることが期待されます。
 本年度も、このトピックで、学校や生徒の様子を、皆様にお伝えしていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

北高吹奏楽部スプリングコンサート

令和5年3月24日(金)

 本校吹奏楽部が3月21日(火)に本校体育館を会場として北高吹奏楽部スプリングコンサートを行いました。日頃の部活動での練習成果の発表の場として、毎年実施しているコンサートで、3年ぶりに感染対策を徹底して、一般公開することとしました。約80名の方に鑑賞していただきました。
 第1部では「Over great waves and far away」、「Brilliant Dance」の2曲が、第2部では「Pretender」、「春よ来い」、「ジブリメドレー」、「上を向いて歩こう」の4曲が、第3部では「情熱大陸」、「時代劇スペシャル」、「Amazing Grace」、「銀河鉄道999」が演奏されました。自然と拍手が沸き上がり、心温まるコンサートとなりました。最後にアンコール曲の「SING SING SING」でフィナーレを迎えました。
 当日は春の長雨の始まりでしたが、スプリングコンサートの文字どおり、春を告げるコンサートとなりました。お越しいただいた皆様ありがとうございました。

ふるさと納税で本を購入

令和5年3月15日(水)

 下関北高校では、教育活動の更なる充実のために、ふるさと納税(県立学校指定寄附)の募集を行っています。
 この度、図書の充実を図るため、昨年度の寄附金で本を購入させていただきました。購入した本は以下のとおりです。
 本は心の栄養、一人でも多く生徒のみなさんが本を手に取り、心を豊かにしてもらいたいと思っています。
 【購入した本】
 『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』川内有緒、『季節を愉しむ366日 : 日本の二十四節気 七十二候 年中行事』三浦康子 監修、『図説日本妖怪史』香川雅信、『おべんとうの教科書 : はじめてでも、ぜったい失敗しない』ほりえさちこ、『厨に暮らす : 語り継ぎたい台所の季語』宇多喜代子、『少年時代 : 飛行機雲はるか』塩野米松、『生きる意味って何だ? : 人生のビッグ・クエスチョンズに向き合う』村上祐介、『アンデス・マチュピチュへっぽこ紀行 : インカ・プレインカ遺跡の旅』芝崎みゆき、『世界人権宣言 : ビジュアル版 : 日英仏3言語』国際基督教大学 英訳,遠藤ゆかり 日訳、『新・雲のカタログ = The Clouds Catalog : 空がわかる全種分類図鑑』村井昭夫, 鵜山義晃、『江戸で部屋さがし』菊地ひと美、『図説鉄腕アトム』森晴路、『真・英文法大全 = The Definitive English Grammar Guide : 700万人を教えた著者が英語の核心を伝える』関正生、『レニーとマーゴで100歳』マリアンヌ・クローニン、『アウシュヴィッツのお針子』ルーシー・アドリントン

卒業証書授与式

令和5年3月8日(水)

 3月1日(水)10時00分から、山口県立下関北高等学校第3回卒業証書授与式が挙行されました。
 新型コロナウイルス感染症の予防対策のため、来賓も在校生も限られた方のみに出席していただき、卒業証書も卒業生一人ひとりにではなく代表の村岡美侑さんに授与される形で、三密を避け時間も短縮して執り行われました。
 校長の式辞では、「どんな環境下でも真面目に一生懸命生き、皆を幸せにしてあげたいと強く思うことで下関北高校を卒業する皆さんが新しい時代を切り拓き、活躍されることを期待していますし、皆さんの限りない前途に幸多からんことを心からお祈りいたします。」とはなむけの言葉が述べられました。
 また、在校生代表送辞では、2年生の小泉颯輝くんが、「先輩方のことでとりわけよく思い出すのは、文化祭や体育祭、クラスマッチ等の行事の姿です。先輩方は何事にも全力で楽しもうとしていて、見ている私たちも楽しくなるような魅力をもっておられました。例えば文化祭では自分は写真を撮りに先輩方の教室に行くことがあって、最初はおそるおそるだったのですが、皆さんが快く写真を撮らせてくださいました。また体育祭では夏休みに大勢集まって練習する姿を何度も目にしました。このように先輩方がいたからこそ行事を大いに盛り上げられたのだと思います。」と、感謝の気持ちを語ってくれました。
 卒業生代表答辞では、山田愛弓さんが
 「三年前、私たちは下関北高校三期生として入学しました。大きな期待をしていた高校生活は、約一ヶ月の休校からのスタートでした。思い描いていたスタートと違うために、新しい環境への不安が大きくなっていったのを覚えています。しかし学校が始まってからというもの、早く学校に馴染めるように、不安が少しでもなくなるようにと、声掛けやサポートをしてくださった先生方や、共に学ぶ多くの仲間との出会いのおかげで笑顔いっぱいの充実した日々を送ることができました。」
 「高校生活最後の年。一ヶ月以上前から準備し、学年で協力し合って作り上げた文化祭。クラスで一丸となって熱戦を繰り広げたクラスマッチ。吹奏楽部の演奏に合わせて、二年間分の思いを込めた最初で最後の野球応援。夏休みから練習し、多くのことを学んだ体育祭。友達と語り合いながらゴールを目指したウォークフェスタ。最後となる行事に全力を注ぎました。また、今まで一緒に過ごしてきた仲間と、就職や進学といった、それぞれの道に向けて切磋琢磨しました。高校受験とは比べものにならないほど厳しい道のりで、何度も何度も逃げ出したくなりました。しかしサポートをしてくださる先生方や家族、共に戦い最後まで応援してくれる仲間のおかげで乗り越えることができました。今後も夢を叶えるための努力をし続けたいと思います。」
 「これまで支えてくださった保護者の方々。なかなか素直になれず、苦労をかけてきました。しかし、誰よりも長い時間、私たちに寄り添いたくさんの言葉をかけてくれたこと、本当にうれしかったです。いつか親元を離れるまで、もうしばらく、お世話になります。」と語りました。
 そして、「これから私たちは、それぞれの道を期待や不安を抱いて歩きだします。様々な困難にぶつかり悩んでしまうこともあるでしょう。それでも、この下関北高校での学びを胸にこれから待ち受ける困難を乗り越えていきたいと思います。」と新たな旅立ちへの決意を述べ、最後に「下関北高校がこれからも素晴らしい歴史を刻んでいかれますことをお祈りし答辞といたします。」と締めくくりました。
 下関北高校第3期生に輝かしい未来が待っていることを心から願っています。

受験体験報告会

令和5年2月21日(火)

 2月14日(火)の2、3限、今年度受験を突破し合格の栄冠をつかんだ3年生の代表35人が、1・2年生に対して、受験に向けての取組や受験の体験を報告する「受験体験報告会」を実施しました。
 大学や短期大学、看護学校、専門学校に進学した生徒や公務員・民間企業に就職を決めた生徒35人が、27のブースに分かれて実施しました。昨年度の18ブースから27ブースと講座数を増やして、生徒のニーズに合わせたきめ細やかな対応をとり分科会が行われました。受験先の決定時期、志望理由、受験科目、受験勉強にどのように取り組んだか、受験勉強で印象に残っていること、苦労したことや役に立ったこと、将来への抱負など、後輩へのメッセージを述べました。また、本校では3年生に対する個別指導を徹底していますが、受験まで担当教員にきめ細かに指導してもらった経験も強く印象に残っているようで、事細かに語られていました。今年度は国公立の推薦入試では100%の合格率となるなど、3年生のこれまでの努力が実を結びました。
 1・2年生の感想には「早い段階で受験勉強をしないといけないことが分かったので、進路を早く決めて対策をしていこうと思いました。」「どの教科も基礎力を早く身につけることが大切だと思った。」「共通テストを受験する場合はとにかく多くの過去問に取り組む。長文読解や表・グラフの読み取りが重要になってくるので頑張りたい。」「ニュースを日頃から見て、自分の中で解決策を考える練習をしたい。」「今とても興味をもっている職業だったので、知らないことが知れてとてもためになった。」など具体的な目標が多くありました。
 身近な先輩たちの体験談は、1・2年生にとって参考になることが多かったようです。特に2年生は、間近かに迫った自分の姿を想像して、進路の決定、実現に向けた受験勉強を本格的にスタートして欲しいと思います。

北高生徒会による熟議

令和5年1月25日(水)

 1月5日(木)に豊北中学校を会場として、豊北小学校代表児童、豊北中学校及び下関北高校生徒会による熟議を行いました。熟議とは「熟慮」と「討議」を重ねながら共通認識・課題解決をしていくことです。
 熟議のテーマは『地域の人口増加のためにできること』でした。
 目的は、学校の中核を担って活動している小学校の代表児童、中学校及び高校の生徒会執行部が集い、地域を活性化するための方策についてグループ討論を通して考えることにより、リーダーとしての資質や能力を高めるとともに、地域や学校の良さを再認識し、各学校の児童活動、生徒会活動の活性化に積極的に取り組もうとする意欲と態度を育成することです。
 最初に「地域の人口減少について(理由・課題)」を話し合い、次にテーマである「地域の人口増加のためにできること」を考えるという流れで話し合いが進んでいきました。北高生がファシリテーターとなり小学生、中学生の意見をうまく引き出していました。また小中高の各学校の学校運営協議会の委員の方々にも多数参加していただき、児童・生徒たちに的確なアドバイスをいただき、課題解決に向けて深い話し合いとなりました。
 「発掘 発輝 発信 〜豊北町の魅力を伝えよう〜」「豊北☆Good atmosphere!」「Z世代☆のパラダイス!」「廃校をリメイクして若者達を惹きつけよう!」「めっちゃええとこ HOHOKUの自慢し隊 ぶちええところ HOHOKUの自慢し隊!!」「SNSで豊北町の魅力を発信」など児童・生徒ならではの柔軟な発想で、いろいろなプロジェクトが発表されました。今回で2回目の熟議となりますが、小中高の連携が深まり、地域貢献のプロジェクトが着実に実現できるようになればと考えています。

豊北支所門松設置プロジェクト

令和5年1月17日(火)

 JRC部の11人が中心となって、豊北総合支所に門松を設置しました。このプロジェクトは、豊北地域における活力あるまちづくりのため、高校生ができる地域貢献活動の第2弾として実施しました。
 まずは校内に自生している竹などを事前に切り出し、斜めにカットするなどの準備を行い、12月26日に豊北総合支所へ材料を運び、門松を設置しました。当初は12月23日に設置する予定でしたが、暴風雪警報が発令され休校となったため延期して26日に設置しました。当日は相撲部、野球部、テニス部、ソフトテニス部の部員が手伝ってくれました。
 1月10日までの期間、地域の方々に楽しんでいただければと思います。また、第1弾として実施した滝部駅クリスマス装飾プロジェクトのイルミネーションは、毎日夕方17時より点灯しています。お近くにお越しの際は、ぜひ滝部駅へお立ち寄りください。(1月13日まで)

生徒総会を行いました

令和5年1月12日(木)

 12月22日(木)に2学期の生徒総会が行われました。「今年度学校チャレンジ目標「日進月歩」達成に向けて」「来年度学校チャレンジ目標について」「2学期生徒会活動について」「熟議について」「通学マナーについて」の5つについて話し合いました。
 「今年度の学校チャレンジ目標である「日進月歩」達成にむけて」については、朝学への取組(クラス平均点の掲示:目標点は8割)とクラスポイント制についての達成状況の説明がありました。朝学はいつもより30分早く登校し、朝の30分勉強するなど、少し意識と行動を変えるだけで目標が達成できると思うと生徒会から提案があり、自分たちで自分を高める行動をとることの大事さを確認しました。
 また「来年度学校チャレンジ目標について」は、近年のチャレンジ目標に向けての取組について、生徒間で熱量の差があり、それは、取組の成果が執行部以外に伝わりづらい部分があったこと、目に見える成果がでなかったことが原因であると考えられます。そこで、今年度のチャレンジ目標の取組状況を受け、行動を改善し、目に見える変化、成長をしていきたいという思いから来年度の学校チャレンジ目標として「服装や行動に目に見える変化を起こそう」の案が提案され了承されました。
 また、11月30日に行われた「小中高合同清掃活動」、来年1月5日に「豊北小学校代表児童、豊北中学校及び下関北高校生徒会」による熟議が「地域の人口増加のためにできること」のテーマで実施予定であること、11月7日、8日、9日の3日間に行われた赤い羽根共同募金の募金総額が6,898円となり、募金は下関市社会福祉協議会豊北支所に寄附したことが報告されました。

独居老人訪問ボランティア

令和5年1月5日(木)

 滝部地区の社会福祉協議会が、毎年豊北地区の独居老人の方々へ、年末に果物やお菓子などを届ける取組を行っています。12月18日(日)に実施されたこの事業に下関北高校もクリスマスに向けて、「明るく元気な気持ちを!」の思いで、松ぼっくりミニツリーを製作し、117人の独居老人の方々へ届けることにしました。たくさんの松ぼっくりミニツリーを製作するために、2年生の「生活と福祉」、3年生の「子どもの発達と保育」、2・3年生の「地域探究」の授業とJRC部の部員の52名で11月から12月中旬まで1月半の期間で製作にあたりました。阿川ほうせんぐり海浜公園で拾った松ぼっくりを煮沸消毒、乾燥させて、ラッカーで色付けをしました。次にペットボトルキャップに紙粘土を詰めて土台とし、ビーズやテープ、毛糸で飾りました。ツリーに見立てた松ぼっくりは、ビーズ、リボン、ボンボンなど小物を工夫して作りました。そして台紙に置き、プレゼント用の袋に入れ、クリスマスシールを貼って完成させました。当日は製作に関わった生徒と生徒会等の代表8名が、太陽館での袋詰め作業と近くの独居老人のお宅を訪問し松ぼっくりミニツリーを届けました。「可愛い美しいツリーをありがとう」等とお礼の言葉をいただきました。ひとつひとつ心を込めて製作したツリーを喜んでいただけて、こちらも嬉しくなりました。いつも見守っていただける地域の方々へ、これからも下関北高校としていろいろなボランティア活動に参加しようと思います。

園児とおやつ作りを行いました

令和4年12月27日(火)

 12月16日(金)5、6限の2年生「生活と福祉」の授業で、きらきらこども園児と一緒にさつま芋のおやつ作りをしました。この日作ったのは、JRC部の生徒が丹精込めて育てたさつまいもを使ったおやきです。
 高校生が園児を手伝いながらエプロンなどの着用や手洗いを済ませ、おやつ作りがスタート!園児と高校生がグループになり、やわらかくつぶしたさつまいもを丸めていきます。「どんな形にする?魚の形にしようか」と、楽しく交流しながら思い思いの形を作りました。卵を塗ってごまをふって、一緒に協力して仕上げました。
 焼いている時間に、園児が自分の名前を書いてお土産用のカップに貼ります。高校生が手伝いながら上手に名前を書いていました。楽しくお絵描きやおしゃべりをして交流している間に焼き上がりました。
 コロナ禍では十分なコミュニケーションはとれませんでしたが、1個だけ口に入れると、「おいしい!」と園児も高校生も笑顔で大満足でした。園児たちには可愛くラッピングしたおやつをお土産に家に持ち帰ってもらいました。
 コロナ禍ではありますが、感染対策を徹底しながら、いろいろな場面を通して園児との交流を続けていきたいと思います。

地元の旬の魚で魚料理実習

令和4年12月23日(金)

 毎年、豊北地区魚食普及推進協議会のご好意で、魚食の啓発・地産地消の推進展開のため、旬の魚を提供していただき、漁協女性部のご指導により魚料理実習を行っています。今年度は、「地域探究T」を選択している2年生と「地域探究U」を選択している3年生を対象に、11月17日(木)、12月15日(木)の2回に分けて、地元産の魚を使った調理実習を実施しました。
 協議会の皆様からは、新鮮なケンサキイカとアジを提供していただき、アジ・イカのさばき方を教えていただきました。アジはウロコを取り、エラや内臓も取り除き、腹開きにします。また、イカは胴の中に親指を入れ、ワタと胴をゆっくりはがし、エンペラと足を持ち、足の部分をワタごと引き抜きます。次に、胴の皮をキッチンペーパーでむき、足の付け根の部分で足とワタを切り離し、目の部分に切り込みを入れて硬いくちばしと目玉を取り除きました。そして、下処理したアジとイカを使って、アジのひらき(一夜干し)とケンサキイカのパエリアに挑戦しました。
 アジやイカの下処理をするのが初めてで、おぼつかない手つきの生徒もいましたが、協議会の皆様から丁寧にご指導していただき、立派な料理が完成しました。できあがった料理は、協議会の皆様と生徒、教職員で美味しくいただきました。新型コロナウイルス感染症の影響で楽しく歓談しながらの食事会はできませんでしたが、実習を通して、魚の調理方法を学ぶことができ、同時に、豊北町の伝統的な産業である漁業についての理解も深まりました。

滝部駅クリスマス装飾プロジェクト

令和4年12月15日(木)

 JRC部の8名が中心となって、滝部駅のクリスマス装飾を行いました。「甦れ!通学のまち バック・ツー・ザ・フューチャー プロジェクト」と名付けたこのプロジェクトは、滝部駅からの通学路に賑わいを取り戻し、豊北地域における活力あるまちづくりのため、高校生ができる地域貢献活動の1つとして毎年実施しています。昨年から駅舎の管理を行っている豊北町むらおこし物産振興協同組合の方と合同で実施しています。また、2名の下関市地域おこし協力隊の方にもご協力していただきました。
 まずは木材の骨組みに杉を飾りつけクリスマスツリーを作成しました。さらに駅舎や花壇にイルミネーションを取り付けることで華やかな雰囲気になりました。
 来年の1月13日までの期間、地域の方々に楽しんでいただければと思います。イルミネーションは、毎日夕方17時より点灯しています。お近くにお越しの際は、ぜひ滝部駅へお立ち寄りください。

豊北地区小中高合同清掃実施

令和4年12月13日(火)

 11月30日(水)期末考査終了後に豊北地区小中高清掃活動を実施しました。この取組は今年の1月6日に実施された豊北小学校代表児童、豊北中学校及び下関北高校生徒会による熟議の中で提案されたプロジェクトの一つが具現化されたものです。豊北小学校5・6年生67名、豊北中学校1・2年生72名、下関北高校の生徒会・JRC部・参加希望の生徒72名が参加しました。豊北地区の小中高の児童・生徒が集まって清掃活動を行うのは初めての試みで、各学校の学校運営協議会の委員の方や地域の方の協力もあり実現しました。小中高の児童・生徒は18の班に分かれて高校生が小学生、中学生の安全を見守りながら清掃活動を行いました。各班の清掃コースについても下関北高の生徒会執行部が時間配分を考えながら決定しました。
 今年度は学校周辺の清掃活動だけでなく、海岸清掃など地域のクリーン作戦を地域の方々の協力もあり積極的に実施しています。下関北高として、清掃活動にとどまらず、いろいろな環境問題に取り組んでいこうと思います。

大錦龍(谷本誠一郎君)が来校

令和4年12月9日(金)

 この春に本校を卒業した相撲部の谷本誠一郎君(四股名:大錦龍(だいきんりゅう))が日本相撲協会、境川部屋に入門し、境川親方(元両国関)、山科親方(元豊響関)をはじめ多くの親方の御指導の下、日々稽古に励んでいます。大相撲5月場所で初土俵を踏み、序ノ口九枚目からのスタートとなりましたが、5月場所 4勝3敗 七月場所 5勝2敗 九月場所 5勝2敗 と順調に力をつけて、序二段三枚目で九州場所に臨みました。九州場所は怪我の影響もあり3勝4敗でしたが、場所後に本校を来校され元気な姿を見せてくれました。厳しい勝負の世界で頑張っている様子や兄弟子たちから良く面倒を見てもらっていることなど充実した日々を送っているとのことでした。
 来年1月に行われる初場所では勝ち越し、三段目昇格となるよう学校あげて応援しています。

野球部OB親睦試合開催

令和4年12月6日(火)

 11月13日(日)に下関北高校野球部後援会行事の一環として、豊北球場において豊北高校、響高校及び下関北高校の野球部OBによる親睦試合を開催しました。
 参加者は3校野球部OBで地元に在住する10代から50代までの約30人で、軟式野球を2試合実施しました。試合は和やかな中にも白熱したプレーの連続でした。このメンバーが同時期に同じ野球部に所属していたら甲子園も夢ではなかったかもしれません。
 今回、初めての試みでしたが、来年以降もこのような事業を発展、継続させ、相互の親睦を深めていき、現役野球部員の応援ができたら幸せと考えております。

赤い羽根共同募金

令和4年12月1日(木)

 生徒会執行部が11月7日(月)、8日(火)、9日(水)に令和4年度赤い羽根共同募金の募金運動を行いました。豊北地区共同募金委員会では、地域に根差した募金運動を実施しており、寄せられた浄財は豊北町内の地域福祉活動の推進や山口県域で活動する福祉団体等への事業支援などに使われます。本校では例年、共同募金運動に参加しており、今年度も参加させていただきました。
 生徒会役員は、生徒の登校時間に合わせて、生徒昇降口に立ち、さわやかな挨拶をしながら募金をお願いしていました。教員への募金も行い、合計で6,898円が寄せられました。
 11月17日(木)には生徒会長、副会長が豊北地区共同募金委員会へ寄せられた浄財を届けました。赤い羽根共同募金の意義について、お話を聞かせていただくこともできました。

薬物乱用ダメ。ゼッタイ。教室。

令和4年11月17日(木)

 11月10日(木)7限、「薬物乱用ダメ。ゼッタイ。教室。」を実施しました。青少年の薬物による被害の実態を把握し、その害悪について学ぶことを目的に、毎年実施しています。
 山口県小串警察署 刑事生活安全課生活安全係から中野正昭先生を講師にお招きし、薬物乱用防止に向けての講話を実施しました。また、体育館入り口に総合文化部による薬物乱用防止のポスターと標語による発表展示も行いました。講話の最初に高校生を対象とした薬物乱用防止啓発DVD「Trap」を全員で視聴しました。薬物の依存性、耐性、再燃現象についての説明とともにショッキングな内容も含まれていましたが、薬物乱用の恐ろしさがわかるDVDでした。DVD視聴の後に、中野先生から、@薬物乱用とはA危険のある薬物B大麻についてC薬物乱用のもたらす影響の4点について丁寧に説明がありました。特に大麻については10代、20代の使用が増加傾向にあり、ゲートウェイドラッグとなっていることや、薬物使用が及ぼす身体への悪影響などについて深く学びました。講話の後に風紀委員長の中野絢音さんが「高校1年生から3年生まで薬物乱用防止の講話を3回聞きましたが、私たちが一度でも使用すると壊れてしまうことが良く分かり、決してそのようなことにならないようにしようと思います。」と謝辞を述べて教室が終了しました。
 今日の教室をきっかけに、あらためて「薬物乱用ダメ。ゼッタイ。」を心に刻んで欲しいと思います。

進路ガイダンスを実施

令和4年11月15日(火)

 11月8日(火)の6限目と7限目に、1・2年生を対象とした進路ガイダンスを実施しました。
 進路ガイダンスでは、進路意識の醸成と進路選択・検討のための情報収集を目的として、山口県や福岡県の大学・短大・専門学校など計26の学校等から講師をお招きし、23の会場に分かれて各学校等の説明をしていただきました。
 1・2年生は、23の会場から二つの会場を選び、6限目と7限目に各会場で説明を受けました。講師の方からは、学部学科やコースで学ぶことができる内容や取得できる資格、各学校のセールスポイント、入学試験の種類や試験内容、そして卒業後の就職先などについて詳しく説明をしていただき、生徒の皆さんは大変熱心に聞いていました。各講座の受講者数が少人数のため、充実したガイダンスとなりました。
 現在、3年生の中には推薦入試やAO入試を受けている人もいます。2年生も1年後には同じ状況になることから、自分の進路についてしっかり考え、目標を定めて本格的に努力する時期に来ています。また、1年生についても、将来の夢や目標を考え、今できる努力を着実に行うことが極めて重要です。この度のガイダンスをきっかけに、皆さん一人ひとりが夢の実現に向けての努力を始められることを期待しています。
 ■進路ガイダンスに御協力いただいた学校等
 九州栄養福祉大学
 東筑紫短期大学
 梅光学院大学
 山口学芸大学/山口芸術短期大学
 九州女子大学
 九州共立大学
 九州国際大学
 エリザベト音楽大学
 東亜大学
 下関短期大学
 平岡調理・製菓専門学校/平岡介護福祉専門学校
 小井手ファッションビューティ専門学校
 九州医療スポーツ専門学校
 大原学園
 麻生塾
 YICグループ
 KCS北九州情報専門学校
 福岡美容専門学校
 よしみず病院付属看護学院
 下関看護リハビリテーション学校
 専門学校日本デザイナー学院 九州校
 下関福祉専門学校
 公務員講演会(大原学園)
 就職後援会((株)ライセンスアカデミー)

読書週間企画「アートの本棚」

令和4年11月10日(木)

 本校図書館の読書週間企画として「アートの本棚」を実施しました。
 本校では、読書週間の期間に合わせて、「アートの本棚」という展示企画を開催しています。展示会の図録や美術・芸術に関する書籍・雑誌を6,000点以上収集・貸出されている「アートの本棚」から、蔵書の一部をお借りして、本校の図書館に展示させていただきました。毎年テーマによって様々な展示をさせていただいていますが、本年は図書委員自身がテーマを決めたり、本を選んだりして、大変にぎやかなラインナップとなりました。
 図書館は授業での活用も積極的に行われているため、昼休みだけではなく、授業前のちょっとした空き時間などに展示されている本を眺めたり、開いて読んでみたりする生徒もおり、芸術の秋に「アート」に触れる機会となったことと思います。
 最後に、企画のために書籍・雑誌等のご提供や資料の作成をご協力いただきました、「北高夢ロード実行委員会」の皆さまに深く感謝申し上げます。
              記
 ○読書週間企画「アートの本棚」
 (期 間)令和4年10月27日(木)〜11月9日(水)
 (会 場)下関北高校図書館
 (テーマ)「あっ!と声出る圧倒的Art〜読書で彩る北高の秋〜」
      <第1部>日本の芸術、先人の思い
      <第2部>西洋の芸術 〜 Art is interesting
      <第3部>アートと過ごそう
           ○“ミュージアム”をあるく
           ○これもアート?!多様な芸術の世界

ハロかぼプロジェクト in 豊北

令和4年11月9日(水)

 「下関ハロかぼプロジェクト in 豊北 かぼちゃで学び かぼちゃで遊ぶ!!」が10月30日(日)に開催されました。このイベントはJA山口県下関花き部会「ハロウィンかぼちゃ専門部」(代表 中司 武敏さん)の主催で実施されました。耕作放棄地対策としてかぼちゃを栽培し、ハロウィンかぼちゃの生産振興を図るとともに、下関北高校の生徒と連携し地域活性化を目的としたハロウィンかぼちゃを使ったイベントを開催することで、かぼちゃの需要の拡大と地域課題(地元ハロウィンかぼちゃの主産地でもある豊北町は人口減少が激しく、観光地付近であっても空き家や空き地が急激に増えています。)の解決のためのイベントとなっています。
 この日のために、下関北高校は地元の花き栽培農家の(有)司ガーデンと連携し、ハロウィンかぼちゃのランタンの展示や麻ひもを使ってハロウィンかぼちゃに見立てたオブジェで装飾した「かぼタワー」を設置しました。
 また、会場である土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアムとその周辺(空き家・空き地利用)に豊北町がハロかぼの町をイメージづけるために、総合文化部が常設の「ハロかぼタウン豊北」をイメージした看板を作成し道路わきに設置しました。
 当日は天候にも恵まれ多くの来場者がありました。新型コロナウイルス感染症の影響で見送られていたランタン作りが3年ぶりに実施されました。ハロウィンかぼちゃ専門部により指導を受け、ハロウィンマイスターの資格を持つ本校の生徒が、来場者と一緒にかぼちゃのランタンの作成やペイントのお手伝いをしました。来場者の方々は、15分から30分ぐらいでハロウィンかぼちゃを完成させ嬉しそうに持ち帰っていました。また、新米が当たる「かぼちゃの重さ当て」のイベントや、近くに多くのキッチンカーが来て、常に来場者でいっぱいでした。
 2018地方創生政策アイデアコンテストで、本校の生徒が提案した「ハロウィンかぼちゃで交流振興・生産振興〜角島大橋ハロかぼランタンライトアップ大作戦〜」が、最優秀の地方創生担当大臣賞をいただきました。角島大橋の欄干に、かぼちゃのランタンを取り付けてのライトアップは、交通の安全面から実現できていませんが、地域の皆さんのご協力もあり、生徒のアイデアを生かす形で豊北町を「ハロウィンかぼちゃの町」にすることは徐々に実現できています。今年で5年目を迎え、生徒はもとより学校関係者も大変うれしく思っています。

慶尚南道とのオンライン国際交流A

令和4年11月8日(火)

 北高JRC部は10月28日(金)、「2022.山口県&慶尚南道教育庁間日韓オンライン国際交流プログラム」の実施にあたり、韓国の慶尚南道にある龍南(ヨンナム)高等学校と2回目のオンラインによる国際交流を行いました。このプログラムは日韓の交流校間で課題を設定し、SNS等を活用しながら協働学習に取り組み、その成果等をZoom等で発表し共有するものです。今回は2回目ということでお互いの学校の近くの観光スポットについて発表しました。
 本校では3つの班に分かれて「温泉」「瓦そば」「文化祭で取り組んだこと」を発表しました。画用紙にイラストを描いたり実物を見せたりすることで工夫しました。ヨンナム高校は高校があるサチョン市の観光地「ワリョン山」「リンジンリ城」「虹の海岸の道路」「サチョンの先端航空宇宙科学館」などについてPPTのスライドを使って説明されました。その後の質問ではヨンナム高校の生徒から「温泉の後に飲む牛乳の好きな味を教えて」「湯上りによく食べる食べ物は何ですか?」「緑色の瓦そばの味はどのような味?」などの質問がありました。文化祭の様子については、ダンスのステージ発表の動画を見せたりしながら思い思いに発言して盛り上がりました。生徒は緊張しながらも終始笑顔で交流する事ができました。韓国の高校生は日本語がとても上手でスラスラと話すことに驚き、本校の生徒は知っている単語や調べた韓国語を少しずつ使って話す事ができました。
 今回もオンライン国際交流を実施するにあたり、阿川地区社会福祉協議会の紹介で山本辰實さんに韓国語のご指導をしていただいています。

お米の御寄付をいただきました

令和4年10月28日(金)

 10月19日(水)、豊北地区の3つの農事組合法人の朝生(代表 弘中吉継 様)、小野愛農組合(代表 加藤保則 様)、ファームなかがわち(代表 弘中昭人 様)から、朝生代表の弘中吉継様、理事の田中信義様、小野愛農組合の加藤保則様が来校され、お米3俵を本校の相撲部に手渡されました。
 弘中吉継様から「豊北地区集落営農法人の3法人からお米を下関北高等学校相撲部の皆さんに寄贈しようと企画しました。先輩の元豊響関や今年の3月に北高を卒業され日本相撲協会に入門された谷本君こと大錦龍の活躍は我々下関市民としても大変誇らしく自慢できるものであります。後輩の相撲部の皆さんもお米を十二分に食べて、益々鍛錬し大いに活躍して、下関市を盛り上げていただきたく、今回のお米寄贈ということになりました。私たち3法人は、お米の生産を基本として小麦やブロッコリーなどの生産販売をしております。地域の農地を荒らさないよう生産管理を含め、農業経営に、地域環境の保全に体が動く間、頑張ろうと組合員みんなで取り組んでいます。若い皆さんも下関市で、山口県で、また世界で、自分の夢へ向かい、他に貢献できるよう頑張ってください。期待しています。」とお言葉をいただきました。いただいたお米をしっかり食べて体をつくり、益々北高相撲部が活躍し皆さんに元気と勇気を与えられるように頑張っていきたいと思います。
 「豊北地区集落営農法人の3法人」の皆様、お心遣いいただきまして本当にありがとうございました。

大学見学・上級学校見学を実施

令和4年10月27日(木)

 10月18日(火)、1、2年生はバスに乗って大学見学、上級学校見学へ行ってきました。
 新型コロナウイルス感染症の対策を徹底して、1年生は山口大学、山口県立大学へ、2年生は2つのグループに分かれて、第1グループは九州医療スポーツ専門学校、大原情報IT簿記公務員専門学校に第2グループは九州栄養福祉大学・東筑紫短期大学・下関市立大学に伺うことができました。
 1年生は山口大学で全体説明の後、3学部の説明を生徒の希望に合わせて聞かせていただきました。山口県立大学では、文化創造学科の模擬講義の後、施設見学や全体説明をしていただきました。先輩の実験の様子も見ることができ、より身近に大学を感じることができました。
 2年生の第1グループは九州医療スポーツ専門学校で全体説明の後、鍼灸学科と柔道整復学科に分かれて実習をしました。鍼灸の針やもぐさを触ったり、ツボの押し方を学んだりしました。大原情報IT簿記公務員専門学校では全体説明の後、簿記の模擬授業の体験と施設見学をさせていただきました。第2グループは午前中に九州栄養福祉大学・東筑紫短期大学に見学に行きました。食物栄養学科と保育学科の説明を聞き、施設見学をさせていただきました。午後は下関市立大学に行き、模擬授業を受け、施設見学をさせていただきました。
 天候にも恵まれ、1年生は大学の大きさ、設備の充実度、学生の自由な様子など、普段見ることのできない大学の様子を見せていただき、大変充実した見学になりました。
 2年生は専門学校・大学・短期大学と進路決定を意識した訪問となり、昨年度とは違った真剣さが見受けられました。
 新型コロナウイルス感染症による様々な配慮等が必要であり、各大学・専門学校の関係者の皆様には大変なご尽力をいただいたことと思います。生徒は大学・専門学校という場所の雰囲気を肌で感じることができ、今後の学習や進路に対するモチベーションが向上したと思います。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

地域探究活動紹介6

令和4年10月26日(水)

 地域探究の「環境・自然」グループでは、10月13日(木)に北高夢ロード実行委員会の岡崎新太郎先生、藤岡達雄先生、北高CS活動推進員の白岡勝典先生、山口県下関市農林事務所の井上祐一先生、石松晶子先生、豊北町林業研究会会長の熊井稔先生、のご指導で、杓子山でのキノコについての調査を行いました。
 まず、山口県下関市農林事務所の井上祐一先生から山の説明、山に入るにあたっての注意事項、きのこについて教えていただきました。そのあと、ヘルメットをかぶり、杓子山の登山を行いながらきのこを採取していきました。暑いなか周りに目を光らせてきのこを探しながら頂上を目指していきました。
 標高226.3mの頂上に着くと、天候のよかったため角島の灯台を見ることができました。山頂からの眺めを楽しみながら少し休憩したのち、山を下りてきのこ図鑑を使ってきのこの同定を行いました。井上祐一先生から注目するポイントなどのアドバイスをいただきながら、アラゲキクラゲやコフキサルノコシカケなどを特定することができました。
 豊北町の豊かな自然を楽しむとともに、きのこを調べる方法などを学ぶことができました。

交通安全教室を実施しました

令和4年10月25日(火)

 10月13日(木)の7限に、日本自動車連盟(JAF)の近藤博嗣様をお迎えして、交通安全教室を実施しました。
 本校生徒の通学方法は、列車・自転車がほとんどです。列車通学の生徒は駅から学校まで徒歩で通学しているため、今年度は、車から見た歩行者の危険について映像を交えながら、ご指導いただきました。
 近藤様はポイントとして「高校の思い出が交通事故にならないように」、「車から見た歩行者がどう見えるか知ってほしい」、「車を運転する立場で考えてほしい」の3点をあげられました。
 車から見た歩行者の危険については、「歩きスマホの危険」では視点が一点に集中すること、「夜の歩行についての危険」では暗い服装だと見えないこと、「車の死角」では車から見えない場所があるという内容についてそれぞれの映像を丁寧に解説されました。ドライブレコーダーの実際の映像は危険が身近に感じられるものでした。
 講話の後に交通委員長の諏訪愛佳さんが「自動車から歩行者がどのように見えているかがあらためて分かりました。私たちが歩行者として気を付けるべきことを、これからしっかりと認識していきたいと思います。」と謝辞を述べ交通安全教室が終了しました。
 冬場は日が暮れるのが早く、暗い中を下校する機会も増えます。ドライバーからは、黒い制服は見えにくいもの。こうしたことも予測しながら、交通安全をはじめとする様々な安全に十分注意してもらいたいと思います。

角島海岸清掃を実施しました

令和4年10月19日(水)

 豊北町ボランティアグループ連絡協議会の主催で、10月8日(土)に実施される「つのしま夕やけマラソン」開催に伴う角島海岸清掃が実施されました。角島地区社会福祉協議会の皆様と一緒に本校の地域探究の授業選択者36名が参加しました。「角島海岸美化美化(ぴかぴか)大作戦」と呼ばれるこの清掃作業は「つのしま夕やけマラソン」の参加者に少しでも気持ちよく走っていただき、豊北町のイメージアップに繋げるために実施されました。
 9月29日(木)の4、5限を利用して、学校のマイクロバスで角島中学校前海岸に集合し、マラソンのコース側の海岸を1時間かけて清掃活動を行いました。先日の台風の影響で海岸には多くの漂流ごみが流れ着いており、特に漁具や流木が多く、撤去するのに時間と労力がかかりました。約60名の参加者で1時間の海岸清掃を行うと、用意されたゴミ袋がすぐにいっぱいになりました。ペットボトルなどのプラスチックごみも多く、海洋生物にも影響を及ぼしているマイクロプラスチックも流れ着いており、環境問題を深く考えるきっかけとなりました。
  「つのしま夕やけマラソン」参加者の方に、きれいになった角島海岸線を気持ちよく走り抜けて、豊北町の良さがアピールできたらと考えています。
 下関北高として、これからも海岸清掃だけでなく、いろいろな環境問題に積極的に取り組んでいこうと思います。

ハロかぼランタンづくり研修会

令和4年10月12日(水)

 9月28日(水)に(有)司ガーデンの代表取締役で関の花振興協議会の中司武敏さんを講師としてお迎えし、「ハロかぼランタンづくり研修会」を実施しました。研修会には本校のJRC部、総合文化部の約30名が参加しました。
 研修会では、最初に中司さんから、なぜ、今、豊北町でハロウィンかぼちゃのランタンづくりに力を入れているのか、ハロウィンの起源、かぼちゃの種類、かぼちゃを使った楽しみ方や現在の取組、そしてランタンづくりの手順とポイントについて講習を受けました。また今年度は、ハロウィンイベントだけでなく、クリスマスイベントにも利用できる、デザインかぼちゃの作成を試みているとのことでした。中司さん自身も試行錯誤中で、高校生のアイデアでデザインかぼちゃの作成方法や展示方法などを研究してほしいとの依頼がありました。
 講習のあとにハロウィン用のかぼちゃを使ってランタンを製作しました。2・3年生は新山口駅のイベントで使用するための、ペイントを施したハロウィンかぼちゃを手際よく完成させていきました。1年生は初めてランタンを作りましたが、先輩に作り方を教えてもらいながら、かぼちゃに油性ペンで下書きをし、引廻しのこぎりやスプーンを使って思い思いのランタンを完成させました。
 下関北高校では、高校生にできる地域貢献として、ハロウィンで使われる観賞用かぼちゃでランタンづくりを行う活動を続けています。これまで、豊北夏祭りや道の駅北浦街道ほうほく、近隣の小学校など、地域のイベントにも参加し、かぼちゃのランタンづくりのアシスタントとして協力させていただいています。今年度は10月30日(日)に土井ヶ浜弥生パークとその周辺を会場として「下関ハロかぼプロジェクトin豊北 農業振興∞地域振興 かぼちゃで遊び かぼちゃで学ぶ」が開催されます。新型コロナウイルスの影響で中止となっていましたが、今年度は3年ぶりにランタンづくりマイスターとしてイベントに参加し、お手伝いをさせていただく予定になっています。

交通安全運動街頭キャンペーン

令和4年10月7日(金)

 9月28日(水)に、あいにくの小雨交じりの天候でしたが、豊北町滝部「いなむら寿司」前のJR踏切付近で、交通安全運動街頭キャンペーンを実施しました。この取組は、秋の全国交通安全運動の一環として、小串警察署と小串交通安全協会滝部支部のご指導の下、地域住民への安全運転の呼び掛けを通して、交通安全意識の啓発を図るために行っています。
 本校からは、交通委員、生徒会執行部役員、家庭クラブ委員、ボランティア委員など約40名の生徒が参加し、道を挟んで片側の歩道では、「住みよい山口 いつも心に 交通安全」の今年の標語を書いた画用紙を掲げて、朝の出勤途中のドライバーに安全運転を呼びかけました。
 道の反対側では、小串警察署地域交通課及び小串交通安全協会滝部支部の通行車両誘導により停車していただいたドライバーの方に、家庭クラブ特製のマスコットと安全運転を呼びかけるチラシ等を手渡しました。
 本校は、平成3年からこの街頭キャンペーンに参加しています。今後も交通事故のない日が続くよう活動していきたいと思います。

シーバードデイコバルト豊北開催

令和4年10月6日(木)

 コバルトブルー下関ライフセービングクラブの主催で、海岸清掃と各種マリンアクティビティを行う「シーバードデイコバルト・豊北2022」が9月24日(土)にホテル西長門リゾート前ビーチを会場として開催されました。新型コロナウイルス感染症の影響で、イベントが実施されるのは3年ぶりになります。
 本校から、山本夢子さんと渡邊 碧さんが参加しました。先日の台風の影響で海岸には多くの漂流ごみが流れ着いており、約80名の参加者で1時間の海岸清掃を行うと、用意されたゴミ袋がすぐにいっぱいになりました。
 ペットボトルなどのプラスチックごみが多く、海洋生物にも影響を及ぼしているマイクロプラスチックも流れ着いており、環境問題を深く考えるきっかけとなりました。参加者みんなで海岸清掃をした後、バナナボート、クリヤカヤック、水上サイクリングなどのマリンアクティビティを楽しみました。角島大橋が間近に見える綺麗な海岸を、このような活動を通して守っていかなければならないと感じました。
 下関北高として、これからも海岸清掃だけでなく、いろいろな環境問題に積極的に取り組んでいこうと思います。

ウォークフェスタを実施

令和4年10月5日(水)

 9月22日(木)に、郷土の豊かな自然と環境を肌で感じ、清掃活動を通して環境保全に協力し、クラス及び学年の親睦を図る伝統のウォークフェスタを実施しました。当日は抜けるような秋空が広がり、絶好のウオークフェスタ日和となりました。
 3年生は人丸駅に集合し、棚田経由で千畳敷をめざして出発しました。行きの道は斜面を登る厳しい道でしたが、ゴミを拾いながら歩き、ゴミ袋はすぐにいっぱいとなりました。棚田から海へと素晴らしい景色を見ながら千畳敷に到着しました。その後、千畳敷で昼休憩。サッカー、アスレチックを楽しむ者、持参したシャボン玉をする者、友人と語らう者など様々に過ごしました。帰りは斜面を下り、長門古市駅に向かいました。平地に着くと、稲刈り前や後の色とりどりの田畑がきれいでした。
 2年生は滝部駅に集合し、阿川ほうせんぐり海浜公園に向けて出発しました。青空が広がるさわやかな秋晴れの中、軽快に歩きました。途中のごみ拾いだけでなく、海浜公園の海岸清掃もみんなで楽しく行いました。先日の台風の影響で海岸には多くの漂流ごみが流れ着いており、10以上のゴミ袋がいっぱいになりました。海浜公園を管轄している阿川地区振興協議会の代表の方からお礼の電話もありました。その後昼食、レクリエーションを楽しみました。
 1年生は北高に集合し、土井ヶ浜人類学ミュージアム・土井ケ浜海水浴場をめざして出発しました。ミュージアムでは、館内を案内していただきました。土井ヶ浜遺跡のシアター上映があり生徒は興味深く鑑賞していました。学芸員の方には丁寧に館内施設の説明をしていただきありがとうございました。その後、周辺で昼食をとらせていただきました。自由時間では、土井ヶ浜海水浴場や周辺の散策をし、夏から秋へと移り行く海を思い思いに楽しんでいました。
 天候に恵まれ、秋の空気感を感じながら、無事に実施することができ、クラスや学年の親睦を深めることができました。

地域探究活動紹介5

令和4年9月30日(金)

 地域探究の「環境・自然」グループでは、9月15日(木)に北高夢ロード実行委員会の岡崎新太郎先生、藤岡達雄先生、北高CS活動推進員の白岡勝典先生のご指導で、角島灯台のガイドボランティアを行いました。
 この授業を行うにあたり、1学期末に角島灯台についての予備学習とプレゼンテーションの仕方について学び、前回の授業では、現地でのガイドのリハーサルを行って準備をしてきました。
 当日は2〜3人の3グループに分かれて、1グループ2〜3回のガイドを行いました。観光客の皆さん方は、ガイドを快く受けていただき、慣れないガイド活動に対しても真剣に聴いてくださいました。そして、ガイドの最中や終了後に「知らなかった」「わかりやすかった」「ありがとう」などとお言葉をいただいたことは、生徒の大きなやりがいや励みとなりました。
 今回のガイドボランティアをとおして、「おもてなしをすることは、とても楽しくおもしろいものだと実感しました。」「人に説明することで、より灯台への興味がわきました。」「他県の方の話から、山口県のよさに気づくことができました。」など、多くの経験を得ることができ、充実した時間を過ごすことができました。
 10月16日(日)に、KRY山口放送の「はつらつ山口っ子」で今回の活動の模様が放映される予定です。
 ぜひ御視聴いただき、お楽しみください。

情報モラル研修会

令和4年9月29日(木)

 9月13日(火)の7限目にKDDIの瀬町俊彦先生による情報モラル研修会を実施しました。近年、携帯電話・スマートフォン・インターネット等の情報機器が生徒の生活の一部になりつつあります。その中で、生徒一人ひとりの利用のあり方は多様化し、保護者でさえその実態を把握することが難しくなっています。特に身近にあるスマートフォンの問題点や危険性を理解することに焦点を当てて講演をしていただきました。
 今回の講演のテーマは、「子どもたちをネットトラブルから守るために」。インターネット上に一端公開された情報は容易には回収されないこと、ネット依存により多くの時間を奪われること、不用意な投稿がその後の人生を左右しかねないことなどを、3つのアニメ視聴を通じて、分かりやすくお話しいただきました。
 最後に瀬町先生から「高校生活は人生で一番楽しく大切です。スマホ・ネットに時間をとられたらもったいない。」と言葉をいただきました。
 生徒はもちろんのこと、教員にとっても、普段のインターネットやスマホとの関わり方を見直すよい機会となりました。瀬町先生貴重なお話をありがとうございました。

地域探究で子ども園訪問

令和4年9月28日(水)

 「地域探究」保育・福祉グループ8名が、去る9月8日(木)今年度初めて地域の子ども園を訪問しました。
 コロナ禍では施設や園に訪問することが難しく、これまで控えて来ましたが、少しずつふれあいが可能になり今回1回目の訪問をしました。
 13時10分こども園に到着。約1時間、4・5歳児22名とのふれあいができました。準備期間が少なく十分なふれあいはできませんでしたが保育士を目指す生徒もおり、積極的に活動しました。初めに「じゃんけん列車」でお互いに少し仲良くなったところで、3つのグループに分かれてもらい、「あいうえおかるた」「絵合わせ」「英語で言ってみよう」など持参したカードゲームを行い、最後に園庭で駆け回り十分にふれあいました。
 生徒は、子どもたちの大きなあいさつに元気をもらったと話していました。一方で「遊びのルールを全員にわかるように説明するのは難しかった」などの課題にも気づく事ができました。
 今後は、地域探究では、3〜4回、「子どもの発達と保育」の選択者20名の授業では4回の訪問を計画しています。
 学校があるこの豊北町には、公立と私立2つのこども園があり、どちらの園も本校の保育実習の支援に積極的に関わって下さり感謝しています。卒業して保育士を目指す学生が、実習先として、かつて訪問したことのあるこのこども園にお願いに、また就職先として選択肢の一つに考えていると伺い、今後も続けていこうと考えています。

令和4年度体育祭を開催

令和4年9月27日(火)

 数日間続く雨のため、雨の合間を縫って準備を進め、9月3日(土)の当日も朝7時からグランドの水取りを生徒、教職員が協力して行い、令和4年度体育祭を開催しました。今年のスローガンは「千紫万紅〜咲かせ想いを〜」で、一生懸命に頑張る姿、色とりどりの花のように個性が花開く姿を保護者の皆様に見せたいと、生徒が一丸となって頑張りました。
 今年度も昨年度と同様に新型コロナウイルス感染症の予防対策のため、例年、見に来ていただいていた来賓の方や地域の皆様についてはご招待を見合わせ、生徒のご家族の方だけをご招待して実施しました。また、感染防止のため、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや用具の消毒の他、日々の健康観察、行動記録についても徹底し、オミクロン株に対応した感染対策を考えながら実施しました。そして、競技時間の短縮や競技人数を減らすなど、競技を見直し、規模を縮小して行うことにしました。
 生徒は、赤・白・青の3組に分かれて対戦、入場行進の後の最初の競技、100m走から熱戦が繰り広げられました。100m走の後は5色綱奪い、台風の目、大縄跳び、綱引きとチームワークや息のあったプレーが求められる競技が続き、一瞬も目が離せない白熱した対戦でした。4つの団体競技の途中から雨が降り出したため、いくつかの競技を割愛し、選抜リレー、応援合戦、部活動行進・リレーの順に順番を入れ替えて競技を行いました。体育祭のハイライトである応援合戦では、各組ともに、団長のリーダーシップの下、練習を積み重ね、勝利をめざして臨みました。結果は僅差で赤組が勝利を収めましたが、各組とも息のあった演技を披露し、観客の目を楽しませてくれました。部活動行進・リレーでは、ユニフォームに身を包んだ選手が部の名誉をかけて、雨の中を一心不乱に走る姿が見られました。
 総合優勝は白組が獲得しました。充実感と達成感に輝く生徒たちの笑顔が印象的で、雨をものともせずに、最初から最後まで全力で一心不乱に競技に取り組む生徒の姿は、見ている私たちを自然に感動させる、そして元気にさせる素晴らしい体育祭でした。
 体育祭の最後、下関北高校の校歌をみんなで歌いました。困難な状況下にあっても、物事に真剣に取り組み、全力を尽くして頑張る姿勢は、北高生が誇れる強みであると思いました。保護者の皆様、ご声援ありがとうございました。

クラスマッチを実施しました

令和4年9月22日(木)

 8月30日(火)に一学期のクラスマッチを実施しました。本来は7月19日(火)に実施する予定でしたが、悪天候で学校が臨時休校のため中止となっていました。3年生にとっては最後のクラスマッチとなるため、2学期最初に実施することとしました。種目はバレーボール・ドッジボールと百人一首・トランプを行いました。開会式では生徒会副会長の佐伯さんが「感染対策を徹底し、怪我のないようにクラスマッチを楽しみましょう。」と挨拶をして各競技が始まりました。
 クラスマッチを運営する生徒会役員は、新型コロナウイルス感染症対策として、体育館で行われるバレーボール・ドッジボールでは、観戦者は「マスク着用」「大声を出さない」「フロアではなく2階から観戦」を徹底し、武道場で行われる百人一首・トランプでは競技者のみが会場で対戦するなど、密閉・密集・密接のいわゆる3密を避け、工夫して実施しました。
 また、生徒一人ひとりにスポーツドリンクを配り、麦茶を用意するなど、家庭クラブ委員の生徒が全校生徒の熱中症対策をサポートしました。
 3年生は各クラスのTシャツを着て、クラスのために高校生活最後のクラスマッチに臨みました。
 バレーボールでは19チームが6ブロックに分かれて予選リーグを戦い、勝ち上がった合計6チームによる決勝トーナメントが行われました。決勝は3年生同士の戦いになりました。どちらのチームも一歩も譲らない真っ向勝負となりましたが、3年1組Cチームが見事優勝を飾りました。
 百人一首・トランプでは、ババ抜き、スピード、神経衰弱、七並べ、UNO、ぼうずめくり、なぞなぞ、心理テスト、百人一首と多くの競技が行われ、ポイントを重ねた岡本向日葵さんが優勝しました。
 本校のクラスマッチは、クラスの団結はもとより、学年を越えた生徒の交流の場ともなっています。一心不乱に試合をする子どもたちの姿に、若いエネルギーと限りない可能性を感じます。準備から運営まで新旧生徒会執行部がリーダーシップを発揮してくれました。

豊北町まちづくりキックオフミーティング

令和4年9月21日(水)

 豊北地区まちづくり協議会の主催で、豊北町まちづくりクラブ キックオフミーティングが8月28日(日)に豊北町生涯学習センター 大ホールを会場として開催されました。
 本校から、旧生徒会長の松野健伸さんをはじめ、新旧生徒会執行部の代表とメンバー入会希望者の12名が参加しました。まちづくりクラブは、小学校5年生から高校生までを対象としたクラブです。豊北町をフィールドにいろいろな体験をしたり、仲間のためにイベントを企画したり、地域のためにボランティアを行ったりすることで、豊北町でしかつくることができない素敵な思い出をたくさんつくって、豊北魂を胸に世界に飛び出していく元気な若者を育成することを目的としています。
 当日は、キックオフミーティングということで、まちづくりクラブの理念や概要について説明がありました。豊北地区まちづくり協議会の釣井さんから、まちづくりクラブのコンセプト、子どもたちのコミュニティをどのように確立するか、地域の他のコミュニティとどの様に繋がるかなど、まちづくりクラブの活動イメージが分かりやすく説明され、「こんな若者に育ってほしい!」という思いが話されました。
 北高の生徒が主体となって活動する「まちづくりクラブ」を目指していきたいです。

生徒会役員認証式・引継式

令和4年9月20日(火)

 8月26日(金)に、生徒会役員認証式・引継式を行い、いよいよ新生徒会が始動しました。認証式では、今年度後期の生徒会役員に決まった11名を代表して、生徒会副会長の長野結太さんに校長から任命書が授与されました。そして、校長から旧役員には「コロナ禍の中、気を遣う場面も多く、様々な苦労や困難もあったと思うが、互いに励まし合いながら文化祭等の学校行事を成功に導いてくれた。また学校を自らの手で良くしていこうと奮闘した執行部でした。ご苦労様でした。」とねぎらいの言葉が述べられました。また、新役員には「不安も大きいと思うが、まわりの助けも借りながら、互いに力を合わせてがんばってください。」と激励の言葉が述べられました。
 その後の継承式では、旧生徒会役員を代表して松野健伸生徒会長から、新生徒会への期待の言葉と、この1年間の在校生の協力に対する感謝の言葉が述べられ、会場から惜しみない拍手が送られました。これを受け、新生徒会の長野結太生徒会副会長から、全校生徒の皆さんと協力して、学校を盛り上げていくと決意が述べられました。

ハロかぼランタン・プロジェクトA

令和4年9月15日(木)

 高校生ができる地域貢献活動の一環として豊北町観光協会等と連携して取り組んでいるハロかぼランタン・プロジェクトの経過報告です。第一歩として8月5日(月)にポットに植えたかぼちゃの種は8月10日(水)頃には元気の良い双葉が育ち、8月18日(木)ごろには本葉が育ちました。JRC部の生徒が思いを込めて毎朝水やりを行った成果が現れています。
 第二歩として、8月22日(月)に学校の畑に植え替える作業を行いました。畑には雑草がたくさん生えていたので、除草作業を丁寧に行い、肥料をあげて畑を耕しました。ポットを等間隔に置いて、本葉になったかぼちゃの苗を植えていきました。無事に花を咲かせ実がなるよう毎日お世話をしていこうと思います。
 また、今年植えたかぼちゃ畑の隣で、昨年のハロかぼイベントでくり抜いたかぼちゃを鉢に見立てて、パンジーやビオラを植えて畑にならべていたところ、そのかぼちゃからも立派な芽がでて、大きな花が咲いています。実がなるように受粉作業を行いました。8月に植えたかぼちゃとともに大きく育ってくれると期待しています。

ハロかぼランタン・プロジェクト@

令和4年9月14日(水)

 下関北高校では、地域の活性化に向けて、高校生ができる地域貢献活動に積極的に取り組むこととしています。
 毎年、豊北町観光協会等と連携して、ハロウィンかぼちゃを活用して、豊北町のPR活動に取り組んでいます。このハロかぼランタン・プロジェクト事業も今年度で5年目を迎えます。
 8月5日(金)には、その第一歩として、学校内の畑を活用して、実際にハロウィンかぼちゃの苗作りにチャレンジしました。植え付けた種は、観賞用かぼちゃ「アトランチックジャイアント」を21粒です。本校の卒業生で、下関市豊北町神田上のバラ農家、(有)司ガーデンの中司武敏さんから植え付けの方法についても教えていただき、そのことを思い出しながら種を植えました。
 JRC部の生徒は、種まき用の土をポットに入れ、深さ1pの穴に一晩水につけておいた種を一粒一粒丁寧に植えました。植えたところを軽く手で押さえ水やりをして最初の作業は終了です。 “早く芽を出せかぼちゃの種”の思いで、JRC部の生徒は毎朝水やりを行いました。昨年度はナメクジ対策も行い、日々世話をしましたが、天候の関係でかぼちゃの収穫には至りませんでした。「今年こそ!」の思いで、これから収穫に向けて日々お世話をしようと思います。

県吹奏楽コンクールに出場しました

令和4年9月13日(火)

 7月29日から31日は山口市民会館、8月5日から7日は周南市文化会館を会場として「山口県総合芸術文化祭2022第61回全日本吹奏楽コンクール山口県大会」が開催されました。本校吹奏楽部は8月5日(金)、高等学校C部門に3年生7名、2年生4名、1年生2名の計13名で参加し、和田直也さん作曲の「フラワー・クラウン」を演奏しました。コンクール独特の緊張感はありましたが、持てる力を発揮した演奏で、C部門参加4団体中1位の成績で優秀賞を獲得することができ、今年度の大きな目標の一つを達成しました。複数の審査員の先生方から「明るく豊かなサウンド」と御講評いただくなど嬉しい評価が並び、3年生は有終の美を飾ることができました。また、2年生・1年生にはこれからのより良い音楽創りへの自信となります。
 日々の練習はもとより、夏休み前からは本校武道場を借りての猛暑下の練習、野球応援・地区演奏会と続いた超強行日程を乗り越え、部員たちは演奏技術だけでなく心身も逞しく成長しました。厳しく苦しい日程の中で、硬式野球部の1回戦勝利は私たちに前に進む力を与えてくれました。
 コンクール当日、大雨の中、早朝から遠路はるばる会場においでくださった保護者の皆様、皆様のお気持ちが部員の音を引き出しました。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

学校説明会を開催しました

令和4年9月9日(金)

 8月19日(金)に、令和4年度の学校説明会を開催しました。前日の大雨の影響が心配されましたが、無事天気も回復し、新型コロナウイルス感染症対策を行って開催しました。中学生75名、保護者45名、中学校教員5名の計125名の方に参加していただきました。
 体育館で行った全体会では、校長の挨拶の後、3年生の松野健伸さん、山田愛弓さん、2年生の小泉颯輝さん、藤本一嬉さんの4人が、パワーポイントを使用して、本校の教育の特徴や進路学習、部活動の様子、文化祭や野球応援などの学校行事について、文化祭の様子の動画や地域探究の授業で作成した学校紹介動画などを交えながら息の合ったプレゼンテーションを行い、最後に教頭から高校入試について説明をしました。
 全体会の後は、数学、社会、理科、家庭、商業の5つのグループに分かれて高校の授業を体験してもらいました。学校案内は地域探究の授業を受講している保育・福祉グループの6名が誘導しました。数学では、「ゲーム制作に使われている高校数学」をテーマに授業を行いました。中学で学ぶ計算、座標の復習、高校で学ぶ虚数と極座標の紹介、さらに先のオイラー角、クォータニオンについてゲームの動画を通して触れてもらうことで数学を学ぶ意味を再定義してもらえたのではないかと思います。社会では高校野球の地方予選から見える日本社会の現状について、理科ではたくさんの泡が発生するオモシロ実験を通して、触媒と化学反応の速度の関係について学習しました。また、家庭では“にんじん”に注目し、食品の購入から離乳食など、さまざまな視点から「食」について考え、商業では、パソコンソフトのExcelの関数機能を使って、表の中の数の合計や平均を求める授業を行いました。
 それぞれ30分間の短い授業でしたが、高校の授業のほんの一部に触れてもらうことで、興味や関心を高めてもらえたのではないかと思います。最後に希望者が部活動見学を行い学校説明会は終了しました。
 なお、本日の学校説明会に参加できなかった中学生で、下関北高校の様子を知りたい人には個別の説明も可能ですので、遠慮なく学校にお問い合わせください。

高校総体相撲を開催

令和4年8月26日(金)

 令和4年7月26日〜28日の3日間、高知県高知市の高知県立県民体育館で、令和4年度全国高等学校総合体育大会相撲競技大会が開催されました。個人戦の80kg級で岩ア駿君、100kg級では下村耶真人君、無差別級では島崎涼君、下村耶真人君の3名が出場しました。本大会での上位入賞を目指し連日の厳しい稽古を乗り越えてきました。強豪がひしめく全国大会ではありましたが、島崎涼君が2勝1敗で予選通過し、決勝トーナメントに勝ち進み大健闘しました。

地域探究活動紹介4

令和4年7月26日(火)

 地域探究の「観光・産業コース」では、7月14日(木)に、角島プリンと手作りジェラートMamenaにお世話になりました。
 「観光・産業コース」では、豊北町をPRするという目的で、ポスターや動画等の作成をしています。3年生のひとつのグループが動画を作成するために、撮影とお店の方にお話しを伺いに、角島プリンとMamenaへ行ってきました。
 角島プリンのお店の方によると、若い方の力で地域を盛り上げてほしいということでした。過疎化が進み、学生も少なく、アルバイト等人手が足りないことから、若い人がいないことを実感されている様子でした。地域に若い人が増えたらいいなという思いを抱かれているようでした。
 Mamenaは北高の裏にある人気のジェラート屋さんです。「なぜジェラートを作ったのか?」というと、元々、酪農のお仕事をされていたようで、アイスクリームよりもより素材の味を大切にするジェラートを作りたいと思ったからだそうです。使う牛乳も地元の「やまぐちきらら牛乳」を使っているというこだわりがありました。
 お店の方には、勉強のためならと、取材に快く引き受けてくださいました。本当にありがとうございました。

夏の高校野球2回戦を実施

令和4年7月22日(金)

 第104回全国高校野球選手権山口大会の初戦を小野田高校に6対3で勝利した北高硬式野球部は7月17日(日)にオーヴィジョンスタジアム下関の第2試合で、2回戦を宇部商業高校と対戦しました。
 1回戦に引き続き、応援団、吹奏楽部、チアガール、一般生徒の北高応援団を結成して会場に足を運びました。
 初回はエースの小泉颯輝君の立ち上がりを宇部商打線に責められ、ツーアウト2・3塁のピンチを招きましたが、抜ければ2点を先行される当たりの良いライナーを、ライトの藤村奉矢君が横っ飛びのファインプレーで捕手し、0点に抑えました。1回戦に続き、随所に堅い守りを見せ2回までは0対0の互角の試合でした。3回以降、徐々に宇部商打線につかまり、3回に1点、4回に2点、・・・と点数を重ねられました。北高もキャプテンの上野夏暉君の三塁打などで得点のチャンスはありましたが、あと一本が出ずに得点とはなりませんでした。結果は0対12の7回コールドで敗退しましたが、どんな場面でも最後まであきらめずにプレーする姿に会場からは大きな拍手が起こりました。
 会場に足を運んでいただいた、保護者、OB・OG、地域の皆様、応援ありがとうございました。

教育相談講演会を実施しました

令和4年7月21日(木)

 7月12日(火)の7限目に、スクールカウンセラーの姜潤華(かん ゆな)先生による教育相談講演会を実施しました。教育相談講演会では、生徒の心理的、社会的健康を増進するため、困難な事態や強い心理的不安を受けた場合における、対処の具体的かつ実践的な方法を身に付けさせる心理教育プログラムを実施しています。
 今回の講演のテーマは「自分流の問題対処法を考えよう!」。悩みごと困りごと、ストレス、中高生の悩みや不安、リフレーミング、問題や困りごとの良い面などについて、データ等を示しながら説明がありました。その後に「あなたはこれまで自分の問題をどんな風に対処してきましたか?」という問いに対してワークシートに書き出すことを行いました。またコーピング(ストレッサーやストレス反応に対して、自分を助けるために、何らかの対処をしたり工夫したりすること)とマインドフルネス(自分の思考やイメージ、感情にあえてちょっとだけ距離を置き、眺めること)について説明され自分の中に本来持っている力に気づき、自分のことを理解して、自分のやり方で変えていくと色々楽になることがあることを学びました。最後に@自分を理解し自分のやり方でやり過ごす工夫、A人の力を借りることはすごく大切な能力、B困りの程度によってはまず相談、の3つが大事であることを教えていただきました。
 高校生は、卒業後の進路や受験、自身の学力や日々の勉強、友人関係など様々なストレスを抱えていますが、自分を追い詰めないやり方で、動きやすい方法をみつけることが大事で、人の力を借りることも大切な能力であることが分かりました。

車いす体験を実施しました

令和4年7月19日(火)

 7月8日(金)5・6時限に、2年生の「生活と福祉」の授業で車いす体験を実施しました。
 最初に使用方法を復習し校舎外のスロープや砂利道、段差、溝などを利用して実習を行いました。車いすの移動では、@車いすの使用前の点検A利用者の状態の確認B安全なルート選択C押すときは必ず声をかけるD段差、坂道では止まり声をかけるEスピードはちょうどよいか確認するF会話をしながら楽しい雰囲気を心がける の7つの注意点に気をつけながら体験実習を行いました。
 「ティッピングレバーを踏んで溝を越えることが難しかった。」「段差では、声をかけ利用者に振動を与えないように気を付けた。」「坂道を下りる時は、後ろ向きに下ると初めて知り、要介護者も安全だと思った。」「顔がお互いに見えないので会話しながら行うことが大事だと思った。」「いつ何時、介助する機会がないとは限らないので、今日の実習を忘れないようにしたい。」などの感想がありました。
 車いす体験を通して、障害のある人や介助する人の置かれている状況について理解するとともに、バリアフリー社会の実現に向けて大切なことは何かを考える実習となりました。

地域探究活動紹介3

令和4年7月14日(木)

 地域探究の「歴史・伝統=文化・文芸」グループでは、6月30日(木)の授業で、豊北町田耕のあじさい園を訪れて俳句を創作する授業を行いました。このあじさい園は管理されている個人の方が、初めは日照不足の改善のために山の斜面を伐採し、そこに数株のあじさいを植えられたそうです。それが年々増えて、今では30種類以上の400株を超えるあじさいが斜面一杯に咲いています。
 「歴史・伝統=文化・文芸」グループでは、豊北町が女芭蕉と呼ばれた江戸期の俳人田上菊舎が誕生した地であるということから、俳句の創作を行っています。現在は、俳句創作の第一歩として「季語を含まない12音をつくる」という活動をしています。今回の授業では「あじさい」という言葉を使わずにあじさいを12音で表現するという活動を行いました。今年は日差しが強く、暑い中でも懸命に咲いているあじさいの様子を「木陰で休む」「崖から見下ろして」などのことばを用いて表現し、イメージを膨らませていました。

夏の高校野球が開幕

令和4年7月13日(水)

 7月9日(土)に第104回全国高校野球選手権山口大会が県内4球場で開幕しました。
 新型コロナウイルス感染症の影響で見送られていた学校応援が3年ぶりに解禁となりました。大声を出しての応援は引き続き禁止となっていますが、本校も応援団、吹奏楽部、チアガール、一般生徒の北高応援団を結成して会場に足を運びました。北高硬式野球部は7月10日(日)にオーヴィジョンスタジアム下関の第2試合で、小野田高校と対戦しました。
 初回はエースの小泉颯輝君が上々の立ち上がりで、相手打線を3者凡退に打ち取り、その流れで裏の攻撃で相手ピッチャーを責め立て2点を先制しました。その後も適時打で、5回に2点、7回に2点をとり、7回終了時点で6対0とリードして最終盤を迎えました。6回からピッチャーは小泉颯輝君から1年生の藤村奉矢君に継投し、守ってはキャプテンでショートの上野夏暉君を中心とした堅い守備でピッチャーを助けました。小野田高校も終盤に必死の攻撃で8回に1点、9回に2点を返しましたが、最終的には6対3で北高が勝利しました。
 勝利後に下関北高の校歌が演奏され、声を出して歌うことはできませんでしたが、心の中で硬式野球部の生徒、応援に来た生徒が一緒に夏の大会で初めて流れる校歌を歌いました。
 2回戦は7月17日(日)にオーヴィジョンスタジアム下関の第2試合で宇部商業高校と対戦を予定しています。引き続き応援をよろしくお願いします。

生徒会役員選挙を実施

令和4年7月12日(火)

 7月7日(木)に、生徒会役員選挙(立会演説会)を実施し、生徒会長に2年生1名、副会長に2年生2名、監査に1年生3名が立候補しました。
 立会演説会では、冒頭に、選挙管理委員長の藤田美月さんが「学校運営の中核、地域との架け橋となる重要な役割を担う新しい執行部を選ぶ」という選挙の大切さについてふれながら挨拶をしました。
 その後、応援演説者が立候補者の人柄や日頃の様子など推薦理由について、立候補者が立候補の理由や選ばれた場合の抱負を力強く述べました。 以下、立候補者の熱いメッセージの一部を紹介します。
 「生徒一人ひとりの意見が出しやすい雰囲気づくりに努めたい」、「去年から続いている小学校、中学校と連携した地域活性化に向けた取組を進めていきたい」、「前年度の生徒会執行部の経験を活かし学校を盛り上げたい」、「北高の行事に積極的に携わりたい」、「今までの自分を変えて積極的に活動したい」、「学校行事の運営や学校を良くしていこうとしている生徒会執行部の役に立ちたい」、「自分がどこまでやれるのか知りたい」など、学校生活の充実に関すること、北高のよき伝統を継承することについて、立候補者の熱い思いが語られました。

壮行式を実施しました

令和4年7月12日(火)

 7月7日(水)、第104回全国高等学校野球選手権山口大会に出場する硬式野球部、第100回全国高等学校相撲選手権大会に出場する相撲部の壮行式が行われました。硬式野球部は7月10日に小野田高等学校と1回戦を戦います。相撲部は7月26日から高知県高知市の高知県立県民体育館で個人戦に出場します。
 各部の顧問からの大会紹介に続き、各部の主将から大会の概要や抱負が述べられました。そして校長先生、生徒会副会長の山田さんから激励の言葉が贈られました。
 そのあと、応援団が「いよいよ戦いの火ぶたがきられる。この一瞬のためにどれほどの汗と涙を流してきたであろうか。どれほど泥にまみれてきたであろうか。その努力をぶつけるときがきた。みなの今までの努力は我々の日々の一瞬一瞬の努力につながるものでもあり、みなの魂に我々の魂も重ねて檄なる声をとばすことをここに誓う。勝利の歓喜に包まれるか、敗北の悔しさに涙するか、勝負である以上、結末はどちらかである。しかし、いずれにせよ今回の戦いが、次の大いなる飛躍の一歩とならんことを信じる。そして、それは、他ならぬ、我々の一歩にもつながるものと信じている。硬式野球部、相撲部と、我々北高生すべての幸いを祈って、ここにエールを贈る。」と応援に寄せて言葉を送り、エールで選手たちを励ましました。最後に全校生徒で校歌を熱唱し、応援委員による硬式野球部への千羽鶴の贈呈を行いました。
 北高生としての誇りをもち、勝利をめざして正々堂々と最後まで全力を尽くしてほしいと思います。

面接ガイダンスUを実施しました

令和4年7月11日(月)

 4月26日(火)に続き、7月1日(金)に大原簿記公務員専門学校から森正登(まさと)先生をお招きし、3年生対象の2回目の面接ガイダンスを実施しました。
 2回目の今日は、前回学んだ進学や就職時における面接事項やマナーに関する基礎的内容を思い出しながら、面接会場への入退室を実際に行ってみました。ドアのノックは何回、元気のよい挨拶をするタイミングは、椅子の左横まで進んだら最初に面接官に伝えることは、椅子への着席は、席を立つタイミングや退出時の挨拶など、面接試験を受ける際の所作や挨拶を一つひとつ確認しながら半数近くの生徒が行いました。質問内容は「あなたの長所は何ですか」でした。
 最初は恥ずかしそうで、なかなか思うようにPRできませんでしたが、順番に練習する内に気をつけるところが少しずつ分かってきました。面接では第一印象が大切。高校生に相応しい立ち振る舞いができるよう頑張って練習しました。

ワークショップを開催しました

令和4年7月6日(水)

 一般社団法人BC−ROBOP海岸工学会事務局の主催で、環境問題と地域振興の問題についての取組を発表する「下関市豊北町学生交流ワークショップ」が6月25日(土)に豊北町生涯学習センター 大ホールを会場として開催されました。
 本校から、JRC部の部長の小畔蒼海さんと副部長の藤田美月さんが「ハロウィンかぼちゃで交流振興・生産振興〜角島大橋」の題で、5年目を迎えた「ハロかぼプロジェクト」のこれまでの取組と昨年度のJRC部の活動内容について自作のパワーポイントで分かりやすく発表しました。長崎大学、下関市立大学、九州工業大学、九州大学、水産大学校は海岸清掃と環境問題について各大学での実践事例を発表し、翌日に「海ごみゼロ!ロボット・ビーチクリーン!!」として阿川ほうせんぐり海浜公園の海岸清掃を九州工業大学が作成した自走しながらAIで落ちているゴミを見分けるビーチクリーンロボットを活用して行いました。本校は期末考査期間中のため海岸清掃には参加できませんでしたが、ワークショップで各大学の実践を聞く中で環境問題を深く考えるきっかけとなりました。JRC部だけでなく下関北高として、これからも環境問題に積極的に取り組んでいこうと思います。

「北高会」から御寄付

令和4年7月1日(金)

 6月27日(月)、「北高会」(下関市役所職員(主に合併前の旧豊北町役場職員)で、豊北高校の卒業生のみなさんでつくっておられる団体)から、会長で豊北総合支所長の秋枝淳司様、下関市教育委員会 土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム総務係の森山延宏様が来校され、寄付金を和泉屋紀之校長に手渡されました。
 「北高会」からは、2008年(平成20年)から会費の一部を寄付していただいており、今年で15回目となります。「コロナ禍の中、部活動の運営にも感染対策等に別途経費がかかっていると思います。北高の部活動がさらに活性化するように使ってください。」と、お言葉をいただきました。いただいた御寄付は、子どもたちの教育活動や部活動運営の補助として大切に使わせていただきたいと思います。
 「北高会」の皆様、お心遣いいただきまして本当にありがとうございました。

3年生ダンス発表会

令和4年6月29日(水)

 6月21日(火)の6限目に、3年生女子が体育館に集まって、ダンス発表会を行いました。1学期中間考査以降に、週1回の体育の授業時間を使ってダンスの練習を続けてきました。3人から8人の7グループに分かれて、自分たちでグループ名、タイトル、楽曲選択、ダンスの構成などを考えて、繰り返し練習をしました。それぞれのグループが楽しく、元気にキレキレのダンスを披露しました。互いの声援にも熱が入り、とても元気をもらえるダンス発表会となりました。7つのグループ名と【タイトル】は以下のとおりです。
 @ CATS【惑星ループ・マルモのおきて】
 A ウッディー【ハロハロ】
 B 壱弐参肆【青龍のこえ】
 C Bad engel【ヒロイン再生計画】
 D102さい。【可愛い君が愛おしい】
 E ナウマンゾウ!!!【Booo・チアアップ・トリコ】
 F Wachu?【What is love】

性に関する教育後援会

令和4年6月27日(月)

 6月16日(木)の7限に、関門医療センター 助産師 の橋田英理子 様を講師としてお迎えし、今年度の「性に関する教育講演会」を本校体育館で全校生徒を対象に開催しました。橋田先生は一昨年度にも本校で講演をしていただいており、多くの中学校や高等学校で性教育に関する講演会をされてきました。
 今回の演題は、「みんなに知ってほしいからだのこと」、高校生に必要な性知識や相手を思いやる心の大切さについて、お話をいただきました。
 橋田先生は、「生命の確率は3億分の1で、自分も他人も同じように大切」というところから話を始められました。そして、赤ちゃんが生まれるまで、妊娠検査薬、10代の出生数と妊娠中絶数、避妊法、性感染症などを丁寧に話され、今の生徒たちに「正しい情報と間違った情報を見分ける力」が必要で、自分の周りの人への感謝・思いやり、選ばれた生命の一つであることの意味、自分の身体を大切にすることなどを教えていただきました。最後に事前にお伝えした質問にも一つひとつ丁寧に回答していただきました。
 生徒たちは最初から最後まで熱心に橋田先生のお話を聞いており、日頃から関心はあっても聞きにくい内容だけに、色々と考えさせられることが多い貴重な時間になりました。

職業理解ガイダンス

令和4年6月24日(金)

 6月14日(火)の6・7限目に、1・2年生を対象とした職業理解ガイダンスを実施しました。
 県内外の13の大学、短大、専門学校から15人の講師の先生をお招きし、@IT・情報処理、ACG・ゲーム、B医療事務・診療情報管理士、C公務員、D美容・理容、Eファッション、F自動車整備、G保育・幼児教育、H介護福祉・社会福祉、Iスポーツ、J声優・音楽、K看護、L理学療法士・作業療法士の13の講座が実施されました。
 生徒は興味のある講座を6限目と7限目にそれぞれ一つずつ選び、二つの講座を受講しました。各講座では、講師の方からパンフレットやパワーポイント、動画等を使って、職業のやりがいや魅力、身に付けなければならない資格、その為にはどのような勉強をしなければならないかなどについて詳しく説明を受け、生徒は熱心にメモをとっていました。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となったため、1・2年生にとっては初めてのガイダンスとなり、将来の職業を考える良い機会になりました。

慶尚南道とのオンライン国際交流@

令和4年6月23日(木)

 北高JRC部は6月10日(金)、「2022.山口県&慶尚南道教育庁間日韓オンライン国際交流プログラム」の実施にあたり、韓国の慶尚南道にある龍南(ヨンナム)高等学校と初めてのオンラインによる国際交流を行いました。このプログラムは日韓の交流校間で課題を設定し、SNS等を活用しながら協働学習に取り組み、その成果等をZoom等で発表し共有するものです。龍南高等学校は1967年設立の学生数325人、2009年に教育科学部指定寄宿型高校に選定された後、農漁村地域の寄宿型高校として、学びの共同活性化を通じた教室授業の改善、読書及び討論学習の深化拡大などを通じて、学力の伸張及び生徒に合わせた進路進学のために努力している学校です。今回は1回目ということでお互いの自己紹介が主な内容となりました。事前の部活動で自分の名前や簡単な自己紹介を韓国語で調べ名札に書く練習、翻訳アプリを使って発音の練習などの準備を行い本番に臨みました。本校の生徒は、最初は恥ずかしがったり声が小さかったりと反省点がありました。ヨンナム高校の生徒は日本語が上手で、ほとんどの生徒が自己紹介を日本語で行っていました。また、「日本では縦書きと横書きがあるけれど混乱しないか」「年号の使い分け」などについての質問があり、日本のことについていろいろと勉強されていました。また、こちらからは「韓国ではやっている日本のものは何ですか」「日本に来たことがありますか」などの質問をしました。初めての交流でしたが、すぐに打ち解けて笑い声なども聞く事が出来ました。ヨンナム高校生20名、下関北高生20名だったので予定の1時間があっという間に過ぎました。生徒は早くも次回の交流会を楽しみにしています。
 今回のオンライン国際交流を実施するにあたり、阿川地区社会福祉協議会の紹介で山本辰實さんに韓国語のご指導をしていただいています。

令和4年度「文化祭」開催

令和4年6月15日(水)

 6月5日(日)、文化祭を開催しました。県高校総体が終了して、わずか1週間でしたが、連日、各団体とも協力して遅くまで準備をしました。
 今年も、新型コロナウイルス感染症の感染者が収まらない中での開催となったため、感染拡大防止の観点から様々な対策を講じて実施することとし、例年、一般公開を自由参加としていましたが、在校生の家族に限定して行いました。
 今年の文化祭のテーマは“青春せずにはいられない 僕らの期待光(きたこう)”、オープニングでは、文化祭実行委員長の石原 綾乃さんのあいさつの後、自然と拍手が沸き上がり、北高生の結束が高まり文化祭がスタートしました。
 1年生は学年全員で、モザイクアートやステンドガラスなどの校内装飾で会場を彩り、また趣向を凝らした動画を作成して教室で上映しました。2年生は教室に迷路を作成し、また輪投げなどの縁日、ラノベ展とマンガ展を行いました。3年生は、焼きそば、たこ焼き、おにぎり、ジュース、ジェラートなど、家庭クラブは、パン、二見まんじゅう、だるま堂、川棚まんじゅう、シュークリームなどの食品バザーで、皆のお腹を満たしました。3年生はプラネタリウムの展示も行いました。総合文化部は小説や絵、部活新聞などを、また家庭科の授業で作成したベビースタイ、韓国料理の紹介なども展示しました。ステージ午前の部では、生活と福祉の授業選択者による手話ソングの披露、きらきらこども園園児による発表、自作の服を着たファッションショー、吹奏楽部による迫力ある演奏、クラス対抗早押しクイズなどが会場を盛り上げました。ステージ午後の部では、有志団体によるバンド演奏、2−1ダンス、「未成年の主張」、相撲部主催のアームレスリングチャンピオンシップが開催され、最後に音楽の崎永先生率いる有志バンド「さきながーず」の演奏で大いに盛り上がりました。高校生の一生懸命な格好良さと、かわいらしさが見ている人の目を楽しませました。
 本校では、一人一役二役は当たり前、三役四役で一人前といわれるように、旧下関市内の高校と違って、一人ひとりの生徒の出番や役割が多いのが特徴です。それぞれの場面で、日頃とは少し違う生徒の生き生きした姿をたくさん見ることができました。多くの保護者の方にも見ていただくことができました。食品バザーでは市内の業者の方にお願いして、仕入れた商品を販売しました。ご協力ありがとうございました。また、感染対策を徹底して参加してくださった、「きらきらこども園」と「はまゆう園」の関係者の方々、大変ありがとうございました。

県高校総体に出場

令和4年6月13日(月)

 5月28日(土)、29日(日)、30日(月)は、県内各地で高校総体の各種目が行われました。
 このうち、相撲競技は南陽工業高校の相撲場で行われ、個人戦の80kg級で岩ア駿君が1位、河村隼杜君が3位、100kg級では下村耶真人君が1位、松岡建晋君が3位、無差別級では島崎涼君が1位、下村耶真人君が2位になりました。個人80kg級の1位、100kg級の1位、無差別級の1位から3位については、7月26日から高知県高知市の高知県立県民体育館で開催される全国高校総体への出場が決まりました。
 陸上競技部は女子4×400mリレーで6位、女子円盤投で5位となり、これら二種目で中国大会出場を決めました。特にリレーについては、昨年は最終走者のラスト10mで他校に逆転され、寸前で惜しくも中国大会を逃していたので、今回はその雪辱を果たしたことになります。
 他の部活動の初戦の結果は以下のとおりです。
 ソフトテニス部(男子) 団体戦 0−3 厚狭高校、個人戦 田村・アペアが2回戦進出
 ソフトテニス部(女子) 団体戦 1−2 岩国高校 、バレーボール部 0−2 徳山高校
 テニス部 0−3 田布施農工高校 、サッカー部 0−12 高川学園
 初戦で惜しくも敗れましたが、最後まであきらめない粘り強さをみせました。

地域探究活動紹介2

令和4年6月10日(金)

 地域探究の「環境・自然」グループでは、北高夢ロード実行委員会の岡崎新太郎先生、藤岡達雄先生、北高CS活動推進員の白岡勝典先生のご指導で、下関北高校正門前の滑川や神出川の生き物について調べました。
 6月2日(木)の授業では、生徒は胴付長靴(防水つなぎ)を履いて実際に川の中に入り、どのような生き物がいるか網で捕まえて調べました。初めて胴付長靴を履いての活動に戸惑う生徒もいましたが、先生方の指示のもと安全面に注意して活動しました。川には、田に水を引くために堰堤が作られており、堰堤の上流は深く、下流は浅くなっています。特に今年は雨が少なかったため、水位が低く生き物を捕まえるには好条件でした。今回は下流のみを調査しました。そこにはタニシやメダカ、スジエビ、ヤゴ、ドンコやハヤの稚魚などがたくさん生息していました。全長10センチぐらいのテナガエビも捕獲できました。きれいな水と豊かな自然に恵まれていることを実感することができました。

地域探究活動紹介1

令和4年6月8日(水)

 地域探究の「環境・自然」グループでは、北高夢ロード実行委員会の岡崎新太郎先生、藤岡達雄先生のご指導で、3年間、継続した活動を行っています。
 5月17日(火)〜29日(日)にギャラリー夢ロードを会場として、下関北高の環境・自然グループが取り組んだ地域探究授業の写真展を開催していただきました。北高での授業写真のほかに、北高夢ロードの初期の歩みを紹介するスライド映写会や現在も取り組んでおられる「アオノリの養殖実験」のセットも見て楽しめました。
 5月26日(木)の授業で今年の「環境・自然」グループのメンバーで北高写真展を見学に行きました。展示されている写真には、1枚1枚にコメントが書かれていました。それらには、観察の視点が示されているもの、説明がなされているものや思わず笑ってしまうものなどがあり、写真の鑑賞の仕方を楽しく学ぶことができました。また、過去3年間の写真を見て、探究したい場所の計画を立てることもできました。今年度の地域探究でも、新たな発見がたくさんできそうだと、メンバーの目も輝いていました。

壮行式

令和4年6月8日(水)

 5月20日(金)、県高等学校総合体育大会に出場するバレーボール部・テニス部・ソフトテニス部・サッカー部・陸上競技部・相撲部と県高等学校総合文化祭に参加する吹奏楽部の壮行式が行われました。
 初めに各部の部長から各大会の概要と抱負が述べられ、校長先生、生徒会長の松野君から激励の言葉が贈られました。その後、応援団の指揮で校歌を熱唱し、選手を激励しました。
 新型コロナウイルス感染症への対策をしながらの大会となりますが、昨年に比べて観覧できる競技も増えています。また県高校総文はシンフォニア岩国を会場として3年ぶりに開催されます。3年生にとっては集大成の大会となります、各部とも全力を出し切って、悔いのない大会にしてほしいと思います。

PTA総会・情報モラル研修会

令和4年6月7日(火)

 1学期中間考査期間中の日曜日、5月15日にPTA・教育後援会総会を開催しました。
本校では、少しでも多くの保護者の方に参加していただけるよう、例年、日曜日にPTA・教育後援会総会を開催しています。新型コロナウイルス感染症対策を保護者の方にもご協力していただき実施しました。
 総会では、令和3年度のPTA関連事業の報告、会計決算の報告及び監査報告が行われた後、令和4年度のPTA役員案として、会長:小畔利幸様、副会長:渡邊佳祐様、上野義文様、監査:宗村元彦様、吉田典史様の案が提出され、承認されました。
 また、令和4年度の事業計画、PTA会計、教育後援会会計、特別活動振興金の予算案が承認されるとともに、学校の近況報告を行いました。
 また、PTA・教育後援会総会後に保護者対象の情報モラル講演会を実施し、テーマは、「スマホの使用の責任者は誰?」。講師は、東亜大学の保田裕彦先生でした。
 ご講演では、インターネット上に一端公開された情報は容易には回収されないこと、不用意な投稿がその後の人生を左右しかねないことなどを、いくつかの動画を紹介され、分かりやすくお話しいただきました。
 保護者や教員にとっても、普段のインターネットやスマホとの関わり方を見直すよい機会となりました。保田先生、貴重なお話をありがとうございました。

谷本君大相撲白星発進

令和4年5月15日(日)

 この春に本校を卒業した相撲部の谷本誠一郎君が日本相撲協会、境川部屋に入門し、境川親方(元両国関)と山科親方(元豊響関)の御指導の下、日々稽古に励んでいます。四股名は「大錦龍(だいきんりゅう)」に決まり、序の口九枚目からのスタートとなりました。
 5月8日(日)から5月22日(日)までの日程で両国国技館を会場として行われる大相撲5月場所で初土俵を踏むこととなりました。5月9日(月)5月場所2日目に田子ノ浦部屋の山田と対戦し「押し出し」で見事初白星をあげました。「初土俵は緊張しましたが、立ち合いに集中して自分の相撲が取れました。この後も勝敗に一喜一憂せず、目の前の一番に全力を尽くしたいと思います。」と初土俵後にこれからの抱負を語りました。
 7番相撲を取ることとなりますが、勝ち越して番付が上がることを期待しています。
 全校あげて、大錦龍(谷本君)が十両昇進、関取になられるよう、これからも応援していきます。

シャッターアートを設置しました

令和4年5月10日(火)

 「地域に色を」をスローガンとして、高校生の元気とインスタ映えする場所を地域に届けようと、シャッターアートを制作しました。地域に色があると町の活性化にもつながり、この絵を地域の方はもとより市外や県外の方に見ていただくことにより、豊北町の魅力を発信できるよう、4月13日(水)から豊北町滝部「いなむら寿司」横の国道沿いの空き地に展示しました。
 制作に関わったのは、総合文化部11名です。昨年度の1月から約2か月間、取り組みました。シャッターに大きく描いた羽は、前に立って写真を撮ると羽が生えているように見えるように工夫したもので、部員全員の手形でできています。ときにはペンキまみれになりながら、一生懸命完成させたので、多くの方に楽しんでいただけたらと思います。
 最後に、シャッターアートの設置に当たり、ご協力くださった豊北地区まちづくり協議会、豊北木工の皆様ありがとうございました。このシャッターアートは豊北町内で行われるイベントにも貸し出される予定です。

SDGsについて学びました

令和4年5月2日(月)

 地域探究T・Uでは、今年度は@歴史・伝統:文化・文芸、A観光・産業、B環境・自然、C安全・防災、D保育・福祉の5つのコースに分かれ、各コース7人程度の少人数で活動していきます。
 各コースでの探究活動を始めるに当たって、4月21日(木)に、各コースの共通のテーマとする「SDGs(持続可能な開発目標)」について、講義と調べ学習・発表を行いました。
 講義では、高校生の自分たちが普段行っている活動が、「誰ひとり取り残さない」をキーワードとした「SDGs」の達成につながっていくということを学習し地域探究を行う意味を再確認しました。2・3年生混合の6人で行ったグループ学習では「SDGs」で行われている取組を調べ、発表しました。17項目ある「SDGs」の目標や山口県で行われている取組などグループごとに違った着眼点で資料をまとめ、発表していました。
 5月下旬から、各コースに分かれてテーマを設定し、グループ学習やフィールドワークを通して、地域の課題を体験的に理解するとともに、課題解決に向けた方策について探究していきますが「SDGs」の項目の何番に貢献しているのかという意識をもって、第一歩を踏み出してほしいと考えています。

進路講話・面接ガイダンスを実施

令和4年4月28日(木)

 4月26日(火)に、大原簿記公務員専門学校から森正登(まさと)先生をお招きし、5時限に2年生、7時限に1年生を対象に進路講話を、6時限に3年生を対象に面接ガイダンスを実施しました。
 1・2年生への進路講話では、様々なデータをもとに最近の高校生の傾向を示しながら、何を考えるべきかについて、お話をしていただきました。その中で、挨拶は相手の反応を推し量るもの、コミュニケーションは意思や感情、思考などの情報を伝達してお互いを分かりあうこと、聞くことの大事さ等について話されました。日々の生活の中でどのように過ごすかが、1年後、2年後の高校卒業時の進路に繋がっていることをご指導いただきました。
 また、3年生対象の面接ガイダンスでは、最近の進学や就職時における面接事項やマナーに関する基礎的内容について説明をいただきました。コロナ禍の中、面接ではマスクをしている場合が多く、表情を目元でしか表現できない難しさと対処方法について話がありました。そして、人が受ける印象の割合は、見た目からの印象が55%、声からの印象は38%、話の内容からの印象は7%というメラビアンの法則について話を伺い、面接の決め手は最初の3分、第一印象が大切なことを確認し、高校生として相応しい立ち振る舞いについてご指導いただきました。

離任式

令和4年4月25日(月)

 4月15日(金)に令和3年度末人事異動により離任される先生方とのお別れの会を実施しました。
 今年度は、10名の先生方を本校からお送りしました。離任式では、校長先生から、離任される先生方を紹介していただいた後、御出席くださった7名の先生から、それぞれお別れの言葉をいただきました。「心が折れそうになっていた時に、ある生徒の挨拶に助けらました。皆さんの挨拶には力があります。」「辛いことがあっても頑張って歩いていると、その足音を聞いてくれる人が必ずいます。」「皆さんの周りには、たくさんの助けてくれる人がいます。」「懐かしくて帰ってきたなという思いです。13年間という長い間、北高で過ごせて幸せでした。」「みなさんのことが大好きです。定年を迎えて皆さんは私の宝です。夢です。」「人は『誰かを愛する』、そのために生きているのではないかなと思っています。いつか出会う愛すべきその人を一生支えるために、今いろんなことを勉強して自分を磨いてください。」「人生の80年、90年を野球に例えると皆さんは2回裏ぐらいでしょうか。まだまだ序盤です。今からいろいろなところでチャンスを掴んでもらいたい。」など心温まる言葉をいただきました。
 生徒会副会長の山田愛弓さんから離任される先生方への感謝の言葉の後、生徒会執行部から花束を贈呈し、応援団のエールと下関北高校の校歌でお送りしました。
 離任される先生方の言葉を胸に、一致団結して北高をますます盛り上げていこうと思います。

寄附をいただきました

令和4年4月20日(水)

 4月18日(月)、「豊北高校OBゴルフ会」(豊北高校の卒業生のみなさんでつくっておられる団体で現在約60名の会員の皆様が所属しておられます。)から、代表の恒富英雄様(豊北高校第13期)と山本浩二様(豊北高校第24期)が来校され、寄付金を和泉屋紀之校長に手渡されました。
 「豊北高校OBゴルフ会」は長年多くの会員の方が活動されています。「昨年度角界入りした相撲部の谷本誠一郎君と朝の登校時に挨拶を交わしていた話や全国高等学校野球選手権山口大会に向けて練習している野球部に対して活躍を期待している。今年は応援に行きます。」と、お言葉をいただきました。いただいた御寄付は、子どもたちの教育活動や部活動運営の補助として大切に使わせていただきたいと思います。
 「豊北高校OBゴルフ会」の皆様、お心遣いいただきまして本当にありがとうございました。

地域探究を実施しました

令和4年4月20日(水)

4月14日(木)に令和4年度の「地域探究」の授業がスタートしました。
担当の先生から「なぜ地域探究という授業をするのか。なぜ地域探究の授業は重要なのか。」の説明がありました。社会に出て働くとき、自分の出身地やルーツを知っておくことが必要であることを感じ、はじめて授業を受けた生徒のみなさんも、「地域探究」の目的が徐々にわかってきたようです。この授業では5つのコース(歴史・伝統:文化・文芸、観光・産業、環境・自然、安全・防災、保育・福祉)から一つ選び、地域を知り、そして地域の今後の在り方まで考えます。本年度は歴史・伝統と文化・文芸の2つのコース内容が重なる部分が多いということで、1つのコースに統合しています。
全体説明の後、今年度のコース選択を前に、3年生がパワーポイントや大判用紙を利用して、昨年度の各コースの取組や成果を大変わかりやすく発表してくれました。柔軟な発想と行動力で地域の中で新たな発見と学びを得てもらいたいと思います。

生徒総会

令和4年4月18日(月)

 4月12日(火)の7限に、今年度最初の生徒総会が行われました。
 令和3年度生徒会費の決算報告、令和4年度生徒会費の予算案審議等の議事と並んで、今年度のチャレンジ目標が「日進月歩」に決まったことが報告されました。その際、執行部から全校生徒に対して「日進月歩とは絶え間なくどんどん進歩することを意味します。私たちも学校生活一日一日を大切にして過ごすことで、日々成長することが大切になります。日々の授業や部活動に真面目に取り組むために、具体的な二つの取組を決めました。一つ目の取組は、朝学において、クラスごとに結果を集計、発表することにより、各クラスで切磋琢磨すると同時に、自分の成長のために毎日勉強することです。もう一つの取組は、執行部が挨拶運動や昼休みの巡視の際に、スマホの利用方法や服装などについて生徒自身で注意し合う取組です。自分の行動が全体に影響を与えることに考慮して行動しましょう。この1年間を良いものにできるかどうかは自分次第です。一日一日を自分の成長のために使って頑張っていきましょう。」と呼びかけられました。
 生徒が主体的により良い高校生活を過ごすための取組が始まっています。

部活動紹介を実施しました

令和4年4月15日(金)

 4月11日(月)に上級生から新入生に向けて部活動紹介が行われました。運動部【硬式野球、サッカー、バレーボール(女)、ソフトテニス(男・女)、陸上競技、相撲、テニス(男)】、文化部【吹奏楽、JRC、総合文化】の10の部活動と生徒会執行部が活動を紹介しました。今年度は2年生も全員、部活動紹介に参加し生徒会執行部の上手な進行で、とても盛り上がりました。各部とも一人でも多くの新入部員を獲得しようと、実演やコントを交えるなど様々な趣向を凝らしていました。

対面式を実施しました

令和4年4月15日(金)

 4月11日(月)に上級生が1年生を歓迎する対面式を行いました。
 対面式では、校長の挨拶の後、在校生を代表して、生徒会長の松野健伸さんが、入学のお祝いと充実した高校生活を過ごすために「高校生活で苦しいことがあれば先輩方を頼ってください。またいろいろなことに挑戦してください。」と歓迎の言葉を述べました。また、新入生を代表して松永杏さんが、対面式を開いていただいたお礼の言葉と「下関北高第5期生としての自覚をもって、友と協力しながら、新たな時代を切り拓いていきたい。」と高校生活の抱負を力強く述べました。
 対面式で初めて下関北高校の生徒全員がそろいました。スクールスローガン「One for All ; All for One」のもと、これからの一年間、一体となって学校を盛り上げていきましょう。

入学式を挙行しました

令和4年4月15日(金)

 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。
 4月8日(金)の13時から、令和4年度入学式を挙行しました。当日は、下関北高校の5期生36人の入学を祝福するかのように、さわやかな風が吹き渡り、春の香りに満ちあふれる、とても穏やかな一日でした。
 入学式では、校長の入学許可宣言に続き、新入生代表が「新型コロナウイルス感染拡大の影響により私たちは休校や学校行事の中止などで不安を感じ、悔しい思いをしてきましたが、これから高校での三年間の生活が始まるということで期待と希望でいっぱいです。私たちはこれから自らの目標を定め、その目標に向かって努力を重ねながら歩んでいきます。その道は決して平坦ではないかもしれませんが、先輩方の背中を見て学び、新しい仲間と協力し、競い、支え合いながら勉強や部活に励みます。」と宣誓を行い、校長は「高校教育を下関北高等学校生徒として学ぶことを決断したことを改めて思い起こし、一人ひとりの決意を新たにする機会としていただきたい。昨日よりも今日、今日よりも明日の思いで、一歩一歩進んでいきましょう。それぞれが高い志や目標をもち、悔いのない充実した高校生活を送ってください。」と式辞を述べました。
 また、PTA会長様から「今から始まる三年間は、あっという間です。習う教科は進級するごとに難しくなりますが、あきらめず、ひと踏ん張りすることができればその後の進学や就職に希望が開けてきます。部活動も同じです。頑張れば頑張るほど、試合や発表会などで大きな喜びを味わうことできます。部活動は親と子、さらには地域を一つにしてくれます。高校生活は長い人生のほんの一コマですが、大変貴重な時間です。心許せる親友をつくってください。皆さんのこれからに期待しています。」とご祝辞をいただきました。
 新型コロナウイルス感染症は先の見えない状況が続いていいますが、冷静に対応するとともに感染予防対策を徹底し、知恵を出し合い高校生活が有意義なものになるように頑張りましょう。

ツール・ド・しものせき2021

令和4年4月15日(金)

 下関市内を自転車で巡るツール・ド・しものせき2021が3月27日(日)、下関市安岡町の安岡地区公園を発着点に開かれ、全国から参加した690人が風光明媚な景色を楽しみながら疾走しました。新型コロナウイルス感染拡大で昨年の6月20日に開催予定でしたが延期して実施されました。
 下関北高校のJRC部17人は、ボランティアスタッフとして参加しました。エイドポイント班とフォトポイント班の二手に分かれて、感染対策を徹底して運営補助を行いました。土井ケ浜弥生パークの豊北エイドポイントでは商工会青年部豊北支所の方と一緒に飲料、食物提供業務やスティックバルーンによる応援業務を行いました。また、角島大橋たもとのフォトポイントでは下関21世紀協会の方と一緒に参加者の写真撮影の補助業務を行いました。前日の雨が嘘のように晴れ渡り、爽やかな春の風を感じながらボランティア活動をすることができました。

新年度が始まりました

令和4年4月1日(金)

 平成30年4月に開校した本校も早いもので5回目の春を迎えます。なかなか終わりの見えない新型コロナウイルス感染症ではありますが、学校では部活動などを行う生徒の声が聞こえてきます。
 学校は、同窓会等から贈られた入学を祝う横断幕が本校を始め滝部駅や豊北総合支所に飾られるなど新学期に向けた準備が着々と進んでいます。
 新年度となる4月に入り少し寒気が戻りましたが、校内の桜や生徒が植えたチューリップなども満開になり、令和4年度がいよいよ始まりました。
 本年度も、このトピックで、学校や生徒の様子を、皆様にお伝えしていきたいと思います。
 どうぞ、よろしくお願いいたします。